江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

<加計学園事件>NHK「クロ現」が新しい文書を発見!!


前川前文科事務次官のインタビューを収録していたにもかかわらず放送していなかったNHKが、ここに来て、なぜか、「新文書を発見した」との報道を行いました。

その前に、同じ、昨日ですが、安倍晋三通常国会を終えての記者会見を行いましたので、そちらから。


支持率急落...会見で「異例のおわび」
フジテレビ系(FNN 6/20() 2:03配信
<詳しくは、下記をご覧ください。>


 19日午後6時から行われた、安倍首相の国会閉会を受けた会見は、異例ともいえる、おわびと反省から始まった。
 安倍首相は、

 「この国会では、建設的議論という言葉からは、大きくかけ離れた、批判の応酬に終始してしまった。国民の皆様に、大変申し訳なく感じております」
 「『印象操作』のような議論に対して、つい、強い口調で反論してしまう。そうした私の姿勢が、結果として、政策論争以外の話を盛り上げてしまった。深く反省しております」などと述べた。


  広報コンサルタント・石川慶子氏は「必ずしも、自分だけの責任ということではなく、国会運営全体を代表しておわびしている」と指摘した。


「ユアタイム」は、安倍発言を検証した。

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8日、衆院予算委)
安倍首相「自民党総裁としての考え方は、相当くわしく読売新聞に書いてありますから、ぜひ、それを熟読していただいてもいいんだろうと」

委員長「総理、あの、一部新聞社の件、等々ありましたが、それはちょっと、あの、この場では不適切でございますので...

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5日、衆・決算行政監視委)
安倍首相「いい加減なことばっかし言うんじゃないよ」

委員長「閣僚席から不適切発言はやめてください」
安倍首相「それはおかしいんじゃない」

<支持率が急落したことについて>
 安倍首相はというと、「国民の皆様の信頼を得ることができるように、冷静に、そしてわかりやすく、11つ丁寧に説明していきたいと思います」と述べている。
 「時代のニーズに応える規制改革は、『行政をゆがめる』のではなく、『ゆがんだ行政を正す』ものです。総理大臣である私が先頭に立ち、ドリルの刃となって、あらゆる岩盤規制を打ち破っていく」と述べた。

 広報コンサルタントの石川慶子氏は、「例えば、固有名詞を出して、おわびすることではなくて、審議時間に限定している。あとは、『自分の口調がよくなかった』と、限定しておわびしている。戦略的かなとは思います」と話した。
 

最終更新:6/20() 3:05


この記事にはありませんが、文書の有無をめぐって「ある」「ない」とゴタゴタしたことについても「反省」という言葉を使っていましたね。

記事を読んでわかるように、自分のことでの反省ではないですよね。コンサルタントの石川さんが指摘している通りです。

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今日付けの長崎新聞の記事をお借りします。

「反省」と言いながら、内容は「人気回復」と「岩盤規制改革と改憲はやりますよ。」と言っているだけで、森友学園事件や加計学園事件についての国民の疑惑をどのように、はらしていくかについてはコメントしていません。

具体的に触れているのは、人気回復の方法のみ。

 ①内閣改造で気分一新。
 ②新たな人気取りポジションを作り、スターを配置します。

これまで、支持率が低下したときには内閣改造で再浮上してきましたからね。

シカリさんがこだわりたいのは、「岩盤規制改革は進める」との発言。確かに、マスコミの中の多くのコメンテーターも「規制改革は良いんですけれど、手続きが・・・。」という言い方をされます。

つまり、「規制」という言葉を悪者にしての話しですね。でも、ここで立ち止まって考えていただきたいのは、なぜ、「規制が必要だったか」ということです。

安倍晋三は、次のように表現していますね。

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「ゆがんだ行政をただす」ものだそうですが、皮肉を言えば、戦後の長きにわたって政権を担い多くの規制を作ってきたのは自民党ですけど・・・。

本論に戻ると、規制が必要なのは、「守るべき何か」があるからです。規制されるのは、「参入」「開発」などですが、そこで守られるのは、「弱い立場の人・モノ」「微妙なバランスにより維持されている秩序」「失われると取り返しがつかない自然」などですよね。

次のような見方をされる方もいますよ。

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この狭い日本でも色んな立場の人・考え方の人がいるわけで、だから、時間をかけて議論して「規制」を作ってきたわけです。民主主義って、手間ひまのかかるものなんですよね。

ところが、今になって「金儲けのため」ならば、議論を吹っ飛ばして結論を急ぐ。これは、民主主義を破壊するシステムですよ。

ところで、NHKが発見した新しい文書とは・・・。

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NHKの取材に対して萩生田副長官は、なぜか、自分の名前でなく事務所名で反論を出していますが、ここに見られるのは、安倍晋三と同じ「すり替え手法」ですね。

文中にたびたび「指示はしていない」旨の文章があります。では、何をしたかと言うと「気づきをコメント」したんですね。

「指示」はしていませんが、「コメント」はした。このすり替えに国会での議論でも野党の皆さんは、とっさに反応できない。残念です。

「官邸の意向」と前置きして「コメント」すれば「指示」でしょう。

安倍内閣は上から下まで国民をバカにしている。


国策捜査」批判を懸念、国会閉会後に着手 地検特捜部
朝日デジタル、6/20() 3:03配信

<詳しくは、下記をご覧ください。>


 なぜこのタイミングで、強制捜査に着手したのか。

 学園が開設を目指した小学校の名誉校長を安倍昭恵首相夫人が一時務めるなど籠池氏と政治との深い関係も分かっており、捜査が政治的と見られることへの懸念が検察幹部にあった。「『籠池憎しの国策捜査』と言われてはいけない」

 国有地を約8億円値引きした問題についても、特捜部は財務省職員に対する背任容疑の告発を受理し、調べている。ただし背任罪は自己や第三者の利益を図る目的や、損害を与える目的が確定的にあったことの立証が必要で、ハードルは高いとされる。さらに、財務省は学園側との交渉記録を廃棄したとし、一貫して実態解明に背を向けてきた。

 しかし、国有地問題は一連の疑惑の発端で、核心であり、解明に向けた社会の要請は強い。捜査関係者は「手ぬるい捜査をするつもりはない」と話す。捜査が尽くされなかった印象が伴えば、今度は検察に批判が向けられかねない。(畑宗太郎、一色涼)

最終更新:6/20() 10:40


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その言葉が本当なら、「院で決めること」などと逃げずに、「どうしても説明しないといけないことがある」と閉会中審査をお願いすれば良いじゃないか。

期待していますよ~~~。