普通の国ではありえないことが進んでいますよ。
安保法制のドタバタの時の議事録もそうですが。与党の都合のよいように書き換えられている。
政治資金問題で閣僚を辞任した甘利明前経済再生担当相が活動を再開したことを受け、民進党など主要野党は6日、「説明責任を果たしていない」などと一斉に批判した。
民進党の山井和則国対委員長代理は自民党の小此木八郎国対委員長代理に電話し、衆院予算委員会で閉会中審査を実施して甘利氏の証人喚問を行うよう要求した。小此木氏は即答を避けた。
民進党の岡田克也代表は同日、三重県熊野市で記者団に「国会が終わるのを見計らったように出てきても納得できない」と非難した上で、安倍晋三首相が甘利氏に説明責任を尽くさせるよう求めた。また、東京地検特捜部の不起訴処分の決定が通常国会閉幕前日になったことについて、「政府・与党をおもんぱかってこういうタイミングにした可能性がある」との見方を示した。
共産党の小池晃書記局長は記者会見で「国会と国民を愚弄(ぐろう)する話だ」と述べ、民進党などと足並みをそろえて国会での説明を求める方針を強調。社民党の吉田忠智党首も会見で「説明責任を果たさず活動再開は許されない」と訴えた。
菅義偉官房長官は会見で「体調と相談しながら早く一線で活躍してくれる状態になれば良い」と述べる一方、「(資金問題について)甘利さんご自身がしっかり説明責任を果たすのだろう」と指摘。自民党の谷垣禎一幹事長も「甘利氏が適切な時期に説明していくと思う」と促した。
最終更新:6月6日(月)20時35分
舛添ドタバタの陰に隠れるように、息を吹き返しました。タイミングを計っていたんでしょうね。出来るだけ、目立たないように復活させようと・・・。
経営コンサルタントでDJのショーン・マクアドール川上氏に経歴詐称の疑惑があると『週刊文春』(16日発売)が報じたことにより、川上氏は今月15日に公式サイトの英文プロフィールに記載した学歴に詐称があったことを認め、現在自身が出演する『報道ステーション』や『とくダネ!』などのレギュラー番組の降板を発表。さらに4月にフジテレビでスタート予定だった新番組『ユアタイム~あなたの時間~』のキャスター抜擢も辞退することになった。
今回の騒動で、「テンプル大学で学位、ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得」と記載されたショーンK氏の経歴がデタラメであることが判明したことにより、“消えた”経歴詐称疑惑にも注目が集まっている。特に海外留学体験をさも“学歴”のように表示する疑惑が現政権のトップにも存在していたことから、今回の騒動が氷山の一角であることがわかる。
◆「南カリフォルニア大学」の記載が削除された安倍晋三首相
まずは日本のリーダーである安倍晋三首相だ。かつての公式ホームページには、1977年「成蹊大学法学部政治学科卒業、引き続いて南カリフォルニア大学政治学科に2年間留学」から1979年「株式会社神戸製鋼所入社」と記載されていたが、現在の公式ホームページには、1977年「成蹊大学法学部政治学科卒業」から1979年「株式会社神戸製鋼所入社」となっており、南カリフォルニア大学政治学科に2年間留学という海外での経験が一切削除されている。
2004年2月の『週刊ポスト』の報道によると、安倍氏がUSCの政治学科に在籍したことはなく、78年の春期、夏期、秋期にのみ在籍し、取得した6コースのうち、3つは外国人のための英語コースであり、そこには政治学は含まれていない。しかも安倍氏は、2年間留学といいながら、実際には1年間にも満たないことが判明。そして、安倍事務所は「南カリフォルニア大には78年1月から79年3月まで在籍しています。政治学は履修したが、途中でドロップアウトしたため、記録が残っていないだけで、留学の実態はあったと考えています」と答えている。
その疑惑に対して、当時の民主党・菅代表は記者会見で「取材やホームページでの安倍氏の発言がくるくる変わっている」と指摘し、民主党として事実関係の調査をしていることを明らかに。その過程で記載は削除されたという。
◆「スタンフォード大学とロンドン大学」が削除された麻生太郎副総理 <略・シカリ>
安倍晋三と麻生太郎に共通するのは、祖父がともに東京帝国大学(現・東京大学)を卒業した内閣総理大臣の「エリート家系」であるということだ。言わずもがな、安倍晋三の祖父は岸信介であり、麻生太郎の祖父は吉田茂である。彼らが自身にコンプレックスを抱いていたのかどうかはわからないが、少なくとも周囲からの期待は凄まじく、プロフィールを“盛る”必要があったのかもしれない。
しかし、政治家が選挙広報で「学歴詐称」することは以下のように公職選挙法違反とされており、1996年に衆院選に立候補したサッチーこと野村沙知代は、虚偽の経歴を公表した「詐称容疑」で東京地方検察庁に告発されている。
●公職選挙法 第二百三十五条(虚偽事項の公表罪)<略・シカリ>
「学歴」という肩書きは、最も簡単に人から信頼と安心を得られるものである。「学歴重視」「欧米コンプレックス」の日本だからこそ、こうした学歴・経歴を水増しする行為が起こる空気が蔓延しているのだろう。<取材・文/北村篤裕>
学歴すら誤魔化さないと生きていけないような人間が、この国のトップだぜ。どーーーよ、諸君。恥ずかしくはないか?