ほとぼりが冷めた、と言うか、この人の最近の活躍が目に付きますね。
でもね、肝心の政治資金関係の疑惑については、一言も国民に向けた説明はないままなんですけど・・・。
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学術会議の軍事研究抑制に疑問 甘利氏「防衛省に言うなら中国にも」
デイリー、10/11(日) 16:31配信
自民党の甘利明氏が１１日、フジテレビ系「日曜報道 ＴＨＥ ＰＲＩＭＥ」に出演し、菅義偉首相が新会員候補者６人の任命を拒否した「日本学術会議」が、２０１７年に出した「軍事的安全保障研究に関する声明」で、科学者の軍事研究に対して「慎重な判断が求められる」と提言したことについて、疑問を投げかけた。
ゲストとして出演していた甘利氏は学術会議が「中国科学技術協会」と協力の推進を図る覚書を交わしていることを指摘。「中国科学技術協会」は民間組織だが、中国は「軍民融合」政策を取っているため、覚書が外国の科学者から技術を吸収しようとする「千人計画」への足がかりになることを危惧した。
「学術会議が防衛省の研究に『参加すべきではない』とするなら、千人計画に対しても『そう（参加）すべきではない』と言うべき」とした。
これに立憲民主党の今井雅人氏は「中国に、日本学術会議が軍事の面で技術協力を本当にしているんだとすれば、それは大変な問題ですから看過できません」とコメント。甘利氏が危惧する「科学者の協力による技術の流出」を、「学術会議による軍事面での技術協力」と言い換えた上で一定の理解を示した。
一方で、学術会議は戦争に科学を使われたことの反省から成り立っているとし、「その精神は尊重しなきゃいけないし、（軍事研究には）抑制的にならなきゃいけない」と明言した。
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まず、フジテレビさんにお尋ねしますが、この人を「普通の議員」さんみたいな扱いでテレビに出して良いんですか？
フジテレビと言えば、この前、平井とか言う上級解説委員が自社番組内で堂々とフェイクニュースを流したとして問題になりましたよね。
マスメディアとしてのバランス感覚がおかしいんじゃないですか？
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公開日：2016/06/01 07:00 更新日：2016/10/17 04:37
甘利明前経済再生担当相（６６）の“口利きワイロ”疑惑で、東京地検特捜部があっせん利得処罰法違反などの疑いで告発されていた甘利氏本人から任意聴取していたことが分かった。甘利氏は事実を否定し、特捜部は近く、甘利氏と元秘書を不起訴処分にするとみられる。
野党の追及に対し、「体調次第だが、早期に説明の機会をつくり、説明責任を果たしたい」と、あくまで“体調不良”をアピールしている甘利氏。その裏で、高額会費の「朝食会」を開催し、シレッと政治資金集めにいそしんでいた。＜以下略＞
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甘利さん、シレッとして学術会議のデマを流すんじゃないですよ。
それに、フジテレビさんも、ぜひ、まともなテレビ局になって下さいね。
ところで、甘利議員は、日本学術会議の活動で、「中国科学技術協会」と協力の推進を図る覚書を交わしていると言及し、中国は「軍民融合」政策を取っているため、覚書が外国の科学者から技術を吸収しようとする「千人計画」への足がかりになることを危惧したそうです。
日本中の様々な団体は、国際協力を進めており、学術会議でもそうした活動をしているんでしょうね。
甘利議員が心配するような事態なら、決して、そうした活動は明らかにせず、自民党政権のようになんでもコソコソと進めているんだろうかと学術会議のホームぺージを見てみましたよ。
ところが、同会議のページに「国際活動」というページがあり、さらに、その中に「その他の二国間交流」というページがあり、様々な国との間での覚書などの締結の記事が公開されていましたよ。その中にあったのが、下記の記事。
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中国科学技術協会との協力覚書署名式
平成27年9月7日、中国科学技術協会（中国・北京）において、大西隆日本学術会議会長と韓啓徳中国科学技術協会会長との間で、両機関における協力の促進を図ることを目的とした覚書が締結されました。
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この記事には、覚書のファイルも添付されており、コソコソと密約を結んだような感じは受けませんでしたね。
まあ、表向きは堂々としても裏で何をしているかわからないということもあるでしょう。だったら、それこそ堂々と協議をしては如何ですか。あなた方は、ずっと、そうした協議が出来る立場にあるんですよ。
そうした心配事を、かつて大臣としていた者が放置して、さも、秘密を知っているぞ、とばかりに公言することを「恥」とは思わないのだろうか。
恥を知れ！！
ところで、中国との関係では、それ以外の団体でも交流を深めていますよね。
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＜日本経済団体連合会HPより＞
第５回日中企業家及び元政府高官対話 共同声明
2019年7月11日 於：日本・東京
- 中国国際経済交流センターと日本経済団体連合会は、2019年7月10日～11日、第５回日中企業家及び元政府高官対話を東京で開催した。
- 双方は、両国の政治・経済関係が明確に改善し、官民の対話や交流が活発化していることを歓迎するとともに、より一層の日中経済協力の拡大に向けた環境整備が進展しているとの認識を共有した。双方は、交流と協力を継続的に強化するとともに、本年６月のG20大阪サミットの際の習近平主席と安倍晋三総理との会談における重要な合意事項の早期実現に期待を表明した。
- 双方は、両国経済の現状、動向、政策の方向性等について意見交換を行い、相互理解を促進するとともに、今後の日中経済協力の展望につき議論した。双方は、ルールに基づく多角的自由貿易体制の維持・強化や貿易・投資環境の改善、インフラ整備や第三国市場協力の推進、医療介護や健康養老ならびに環境分野での実務協力の深化、デジタル経済やイノベーション分野の協力推進などについて活発な議論を行った。＜以下略＞
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おい、おい、経済どころか政策レベルでも「協力推進」するって書いていますけど。
学術会議の覚書どころじゃない、経済から政策、これからの社会の在り方まで実務協力を進めるって、書いているじゃないの。
甘利議員が心配する「防衛に転用できる技術」の漏洩は、経済活動の中で起きている例が多いんじゃないですか？
こうした現実には、眼を瞑るんですか？
経済団体や自民党政治家の中国との繋がりは、これだけじゃないでしょう。
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習主席が｢二階3000人訪中団｣に語ったこと
東洋経済オンライン、2015/05/24 11:40
＜前略＞
二階氏が安倍首相の親書を手渡し
今回のイベントには北京を訪問している二階俊博自民党総務会長が会長を務める「全国旅行業協会」の関係者ら、日本からは約3000人が参加した。
壇上には習氏と二階氏がそろって入場。習氏と二階氏がそれぞれ挨拶をした。交流イベントには中国側の観光関係者らをあわせて約3500人が参加。日本からは約20人の国会議員、御手洗冨士夫・日本経団連名誉会長らの政財要人も参加した。この場で、二階氏は、身を乗り出すようにして、隣の席に座った習氏に安倍首相の親書を手渡した。＜以下略＞
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3,000人もの政治家や経済界人が大挙して中国詣でを行っているじゃないですか。
こういうのを「朝貢外交」と言うんですよ、甘利さん。
さらに、自民党議員の中には、中国の企業のためなら犯罪すら犯す議員だっているじゃないですか。
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IR汚職事件 秋元司衆議院議員を再逮捕 買収工作主導した疑い
NHK,2020年9月9日 17時51分
ＩＲ・統合型リゾート施設の汚職事件をめぐる証人買収事件で、秋元司衆議院議員が、経営コンサルタント会社の代表らを通じて別のルートでも贈賄側に偽証を働きかけ現金500万円を渡そうとしたなどとして、組織犯罪処罰法違反の疑いで東京地検特捜部に再逮捕されました。特捜部は、いずれのルートも秋元議員が買収工作を主導した疑いがあるとみて、全容解明を進めるものとみられます。
再逮捕されたのは衆議院議員の秋元司容疑者（48）です。 東京地検特捜部などによりますと、秋元議員は知人でコンサルタント会社代表の松浦大助容疑者（51）らと共謀し、贈賄側の中国企業元顧問、仲里勝憲被告（48）に、裁判でうその証言をする報酬として現金500万円を渡そうとしたなどとして、組織犯罪処罰法違反の証人等買収の疑いが持たれています。＜以下略＞
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『中国は「軍民融合」政策を取っている』として学術会議に疑念を示した甘利さんよ、こうした経済界や政界の人々には、何も言わないのですか？
『中国は「軍民融合」政策を取っている』とは、シカリさんも思っていますよ。（多くの国民もそうでしょうね）
だったら、自らの活動をこそ、きちっとケジメをつめるべきじゃないですか。もっと、分かりやすく言えば、自民党こそ、金のために売国政策をするのは止めたらいかがですか。
アホ右翼の票欲しさに「反中国」を装いながら、実際の政策、活動は中国に尻尾を振り朝貢外交を恥とも思わない君たち自民党こそ、恥を知れ！！（あ、勘違いしないでね。シカリさんは中国と喧嘩しろ、とは言っていませんよ。どの国とも仲良くするべきでしょうが、距離が必要と言っているんです。中国の覇権主義は本物ですよ。危ない、危ない。）
