江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

選挙目当ての烏合の衆【民進党】???









自民党の政治家や政治評論家の多くの方々が、今回の政党合流に動いた人々をそう呼んでいました。「選挙目当ての烏合の衆」








民進党、火種抱え「再出発」=体質改善が課題〔深層探訪〕


時事通信 42()822分配信


 


 民進党27日、発足した。野党勢力を結集し、夏の参院選で「自民1強打破」を目指す。ただ、内実は民主党を離れた議員の「復党」との色合いが濃く、民主系、維新系双方で不満がくすぶる。内紛の火種を抱えながらのスタートで、党の結束維持が課題との事情は変わらない。

 「われわれは政権与党として、大事なときに結束できず、離合集散を繰り返したことを深く反省する」。都内のホテルで開かれた結党大会。初代代表となった岡田克也氏はあいさつで、政権担当時の党分裂という苦い歴史に言及し、結束を訴えた。

 ◇参院選前の混乱回避
 民進党に参加した維新の衆院議員21人のうち、代表だった松野頼久氏を含む10人が、野田内閣の消費税増税方針を批判して党を去った「出戻り組」だ。松野氏は大会で、合流協議の際、民主党に解党や党名変更を要求したことに触れ、「支持率12%の弱小政党のくせに大変失礼なことを申し上げた」と頭を下げた。とはいえ、維新は円満合流と党名変更を勝ち取り、得たものは大きいともいえる。

 民主党内には、「出て行った人間を復党させるために党名を変えるのか」(中堅)といった反発や、参院選前の代表選実施を求める意見があった。合流の過程で反対意見が少数にとどまったことについて、夏に改選を迎える民主党参院議員は「合流には納得していないが、選挙の前に騒ぐのは最悪だ」と漏らす。

 ◇消費税で対立再燃も
 一方の維新系。民進党内の勢力は民主系の5分の1にとどまる。新執行部では江田憲司前代表が代表代行に起用されたものの、それ以外の主要ポストは民主系が占めた。維新系の若手議員は大会後、「数で劣ると声が小さくなる」と埋没への不安を口にした。

 民主系の党幹部は「合流までの協議で、維新との政策の溝は埋まった」と強調する。しかし、来年4月の消費税率10%への引き上げをめぐっては、結党前から足並みの乱れが露呈していた。

 松野氏は25日、維新代表として最後の記者会見で、消費増税凍結法案を野党共同で提出すべきだとの考えを改めて示し、「民進党の中でも声を上げていきたい」と語った。これに対し、岡田氏ら党幹部は増税再延期に慎重な姿勢を崩しておらず、今後の対応によっては、対立が再燃する可能性もある。

 維新系議員は今後、前原誠司細野豪志両氏ら考え方の近い民進党内保守派の各グループとも連携しながら発言力を確保していく方針。「われわれは岡田代表の『次』を狙っている」。維新系中堅議員は大会後にそう語り、9月の代表選で「ポスト岡田」候補を擁立することも視野に、準備を進める考えを示した。

 「新進党…。民進党をスタートさせよう」。27日の結党大会では岡田氏があいさつで、かつて所属し解党の憂き目を見た旧新進党と言い間違え、失笑を買う一幕もあった。分裂と結集を繰り返す野党のイメージを払拭(ふっしょく)するには、やはり一体感の醸成が課題となりそうだ。


最終更新:42()921








参議院選挙には間に合ったようですが、なんとも、あぶなっかしい門出ですね。






烏合の衆と言う批判にこたえられるのか?






民進党の政治家の皆さんは、精一杯、合流の意義を説明されているようですが、なんとも痛々しい感じを受けるのはワシだけでしょうか。






もっと簡単に、自民党や保守評論家を論破できる方法があるのに、わざわざ、相手の土俵に乗って、必死に合流の意義を訴えている。そこが、未熟なんだよね~。








ワシなら、「烏合の衆で何が悪い!」と言いますけど。







自民党にしたって烏合の衆。しかし、そこで居直っているから強い。なにせ、権力を握り続けなければ自らの理想を実現できないことを身に染みて知っている。





政治の方針の違い、路線の違いは、国民を幸せに導くための道筋の違い。その前に、幸せの形の違いもあるね。





政党は、それぞれの理念・方針を掲げ、国民に支持を訴え、その理念・方針に基づき活動を続ける。・・・・と言うのが基本的形だ、と主張するのが一般的。





ところが、野党はこうした一般的形をかなぐり捨てて、烏合の衆と化そうという方針にかじを切った。







ホワ~~イ?ジャパニ~~ズ、ピープル、ホワ~~イ?






こうした状況を作り出してくれたのは、安倍晋三君。






そう、他でもない安保法案の施行は、政治的理想や段取りの違いで議論している場合じゃない状況を作り出したからです。つまり、具体的に自衛隊員が死ぬかもしれない状況が目前に差し迫ってきている。そのような状況で、様々な政策の違いでもめている場合じゃないんです。幸せの形の違いや、道筋の違いは問題ではないのです。幸せの最前提である「命の保障」が危うくなっているのです。






今、政治に求められているのは、「国民の命を守る」ということをまず確保するということ。外国の論理や一部政治家の野望のために、国民の命を他国の地で落とさせるような政治状況は変えなくてはならないということです。そして、もう一つ、立憲主義の否定。民主主義の基本的ルールを否定した安保法制制定の過程。この暴挙を見過ごすわけにはいかない。これ以上の意義は必要ない。





上記の記事でわかるように、なんとも危なっかしいのが野党の現状。しかし、もっと危なっかしいのは、今回の試みがついえた先に現れる「国民全体を覆う絶望」がもたらす政治状況だろう。




「選挙目当ての烏合の衆」と笑う前に、日本国民の政治的未熟さがもたらす、もっと、残酷な政治状況の到来を想像し、危機感を抱いたらいかがだろうか。




ワシ等は、もともと、烏合の衆なんです。だから、力を合わせるし、議論し道筋を考える。烏合の衆として底力を示そうではありませんか。






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