最近の奇妙な事件で言えるのは、お金持ちのボンボンやお嬢さんによる事件が多いという傾向。
今回の誘拐事件も、被害者の人格も家族の感情も一顧だにされず、冷静に分析したうえで実行されているということ。
こうした事件が起きると、一昔前だと「親の顔が見たいよ」という声が起きていたが、最近は、どうなんだろう。
尾木ママ、寺内容疑者父親の「謝罪文書」に怒り 「商売のことしか頭にない」
デイリースポーツ 4月4日(月)11時56分配信
埼玉県朝霞市の女子中学生が約２年ぶりに保護された事件で、未成年者誘拐の疑いで逮捕された寺内樺風容疑者の父親と見られる防犯グッズ販売店の経営者が、店のホームページで顧客らに謝罪したことについて、教育評論家の尾木ママこと尾木直樹氏が３日、「わびる相手を間違えている」と、怒りを交えて批判した。
父親と見られる人物が運営する販売店のホームページは現在、通販業務は行わず、「弊社近親者に関する報道についてのお詫び」とした文書のみが閲覧できる。
その中では「お客様、お取引先様をはじめとする関係者の皆様には、多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます」として、事件の詳細については「警察にて捜査中」とだけ記している。
最後に寺内容疑者の父の名が記されているが、寺内容疑者への言及や、また親族としての責任については語られていない。
この文書に対して、尾木ママは「自分の商売のことしか頭にないのでしょうか？」「詫びる相手 間違えてないでしょうか？」と、少女とその家族への謝罪を強く促した。
そして「これ 常識！！だと思いますけど そんな普通の判断も出来ないのでしょうか！？」と感情を抑えきれず、「憤慨する尾木ママです！！」とはっきり怒りを表した。
最終更新:4月4日(月)21時13分
・・・・で、尾木ママが激怒したコメントは次の通りです。
弊社近親者に関する報道についてのお詫び
2016/03/28、弊社近親者に逮捕状が出され身柄が確保されたという報道がございました。
お客様、お取引先様をはじめとする関係者の皆様には、多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます。
事件の詳細につきましては、警察にて捜査中でございますが、弊社では、このような事態を招いた責任を重く受け止め、当面の営業を自粛させていただきますとともに、今後、事実関係を調査し、厳正に対処してまいりたいと考えております。
社会の防犯に努める立場にある組織として、関係者の皆様に対しましては、大変申し訳なく深くお詫びを申し上げる次第でございます。
関係各位の皆様には、引き続きご心配とご迷惑をおかけいたしますが、現況についてのお詫びとご報告を申し上げます。
e防犯.com 代表 寺内聡
最近の頭のいい人が良く使う手口ですね。
「私の」と言わずに「弊社の」と言ったり、尾木ママが激怒したように被害者への謝罪をしないことによって、また、「事実関係を調査し」と言った言い回しによって、あくまでも自分との関係を誤魔化そうとする。
自分の息子にかけられた疑惑に混乱しているのかもしれないが、少なくとも息子自信が認めている状況を鑑みると、あまりにも、冷たい。と言うか、この家庭の親子関係は、どうなっていたんだろうと考えてしまう。
ひょっとしたら、寺内容疑者の人生観・社会観と言うのは、こうした都合の良い状況だけ切り取って生きて行こうとする親から引き継いだのではないだろうか。とすると、哀れでもある。言うならば、異空間で育てられてきたと言えないだろうか。
お金持ちでもワシみたいな貧乏でも、子どもを育てるにあたっては、人の痛み、人の苦しみをいくらかでも理解できる人間に育ててほしいものです。
都合の悪い所は見たくない、教えたくない、という自己中の姿勢は、ある意味、心の弱い人間のすること。安倍晋三をはじめとする自民党と言うのは、歴史の流れの前に、自らの行いをさらす勇気もない卑怯な集団。こうした人々がリードする日本では、奇妙奇天烈な事件が多発するのは、ある意味、自然な流れではないだろうか。（う～～～ん、随分こじつけたな～）
要は、覚悟のない人間を大量生産するのが、現在の日本だということ。コソコソとおこぼれをかすめ取ろうとするズルい人間が良い目を見る嫌な国に成り下がっているということですよ。
子や孫に、恥ずかしくない政治をしていただきたいものですね。あ、親は、キチンと謝罪しないとね。
応援クリックしていただきますとありがたいです。よろしく～♪♪
↓
