新国立問題で初コメント、安藤忠雄氏「何でこんなに増えてるのか、分からへんねん」…
批判が高まる新国立競技場問題。
自民党は、その責任を逃れようとしています。
下村文科大臣のご発言。「安藤氏には、堂々と自信をもってなぜザハ氏を選んだのか、・・・発言してほしい」。
安藤忠雄氏「何でこんなに増えてるのか、分からへんねん」…新国立問題で初コメント
スポーツ報知 7月11日(土)14時46分配信
総工費の高騰が問題となっている新国立競技場のデザイン選考について、審査委員長を務めた建築家の安藤忠雄氏（７３）が１１日放送の日本テレビ系（読売テレビ制作）「ウェークアップ！ ぷらす」（土曜・前８時）にコメントを寄せた。安藤氏がコメントするのは問題が浮上して以来、初めてとなる。
「安藤忠雄建築研究所」の名前で、番組の司会を務めるキャスターの辛坊治郎さん（５９）宛に出されたファクスでは「コンペの与条件としての予算は１３００億円であり、応募者も認識しています。提出物には建築コストについても示すように求められていました。それは当然評価の一つの指標となりました」と明記。下村博文文部科学相が１０日の閣議後の会見で発言した「値段（総工費）とデザインを別々にしていたとしたら、ずさんだと思う」との言葉に反発した。
また、辛坊さんによると、安藤氏は「デザイン決定後の基本設計や実施設計には、審査委員会はかかわっていない」と話していたといい、最終的な計画概要の２５２０億円という金額に関しては「辛坊ちゃん、何でこんなに増えてるのか、分からへんねん！」と驚いていたという。安藤氏が７日の有識者会議を欠席した点に関して辛坊さんは「しゃべりたい気持ちは満々らしいが、周囲から止められているらしい」と聞いているとした。
最終更新:7月12日(日)9時12分
では、いつデザインは決められたのか？
2012/11/16 9:31 am ET
日本スポーツ振興センターは15日、東京都が招致を目指す2020年夏季五輪のメーン会場として使用される予定の新国立競技場のデザインが、英国の建築事務所「ザハ・ハディド・アーキテクト」の作品に決まったと発表した。
決められてのは、２０１２年１１月１５日。
この時は、建築費は約１３００億円ということでコンペを行っており、その条件のもとデザインを選考し決定したわけです。ここまでが、デザイン審査委員会の責任です。
詳しくは、下の日本スポーツ振興センターがまとめた資料をご覧ください。
この後は、だれがどう考えても日本スポーツ振興センターの責任。つまり、そこを所管する文部科学省の責任でしょう。
具体的には、２０１３年９月に東京に決定された後、施設規模を約２９万㎡から約２２万㎡に縮小し、基本設計が決まったのは２０１４年５月（この時点で、約１６２５億円）です。そして、実施設計の目安である約２５２０億円という数字が出たのは、ついこの前。
オリンピックの招致活動を行ったのは、安倍ちゃんでしょう？その招致が決まってから、具体的な設計に入っているんですよ。安倍ちゃんの責任でしょう。
麻生さんは、野田さんに謝罪すべきじゃないですか？
それから、下村さんも安藤さんの責任にするのは、ちょっと、問題かもね。でも、安藤さんも「知らなかった」ではすまされませんよ。デザインが決まった後、この問題を引き続き検討する「国立競技場将来構想有識者会議」のメンバーとして、ずっとかかわってきたのですから。（名簿は、下の通りその後もずっと、安藤さんの名前はあります。東京都知事なんかは変わっていますけど）
この競技場の問題。野田さんと議員定数削減を約束したのに守らない問題。憲法違反の安保法制の問題。小渕ちゃんの政治資金問題をあいまいにしてしまった問題・・・・・どれをとってもとてつもなく日本人を馬鹿にしているとしか言いようがない。
今、安倍ちゃんに求められているのは、安保法制をひっこめるだけでなく、自分自身が引っ込むことです。なぜ、野党は、こんな嘘つきデタラメ政権の退陣を要求しないのかな。
みなさん、どう思いますか？
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