江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

大阪都構想「次世代の意思高齢者が押しつぶした」??







皆さん、辛坊治郎というキャスター、ご存知ですよね。






9年前、イラクで日本人のボランティア若者3人が拘束された時に、盛んに「自己責任だ」と救助する必要ないと言っていたお方。(この理屈で行くと自衛隊の海外派兵も必要なくなるか・・・^^;)







ところが、2年前、ヨットで太平洋を横断していて海上保安官海上自衛隊員の手を煩わしたお方。その救助費用、約4000万円の税金。







しかも、そのヨット、漏水があったにもかかわらず出港したとか。なぜ、焦ったのかと言うと、24時間テレビに間に合うように帰って来たかったから、って疑われましたよね。(本人は否定しているが、番組担当者は、「間に合っていたら放送していた」と発言している)






そのお方が、大阪都構想に関する住民投票結果について、次のような持論を展開しています。それこそ、辛抱して読んでや~~。







【辛坊持論】次世代の意思高齢者が押しつぶした


スポーツ報知 524()1428分配信


 確か10年ほど前だったと思います。IMF国際通貨基金)が、加盟国に一つの警告を発したんです。それは「有権者過半数が50歳以上になる前に、高齢者に不利益を与える制度変更を済ましておかないと、福祉予算で国がつぶれる」というものでした。実はこの警告、医療、介護、年金、高齢者の生活保護予算が膨れ上がりつつある日本を横目に発せられたものです。なぜ「横目」だったかというと、当時すでに日本の有権者過半数が50歳以上になっていて、それがIMFの警告のきっかけになったんですね。

 この警告に対して私は当時、「日本の高齢者はもっと賢い!」という趣旨で短文を書いた記憶があるんですが、今回の大阪都構想をめぐる住民投票の結果を見ると、残念ながらIMFの懸念は間違いなく現代日本が抱える大問題となってしまったようです。

 都構想をめぐる住民投票、結果はご存じのとおり、0・8%の僅差で反対派の勝利になりました。世論調査などを詳細に分析すると、この結果をもたらしたのは、期日前投票における大量の反対票だったことが分かります。何せ、投票日当日の読売テレビ出口調査で反対が賛成を上回ったのは70代以上の男女と、50代女性だけですからね。

 特に20~40代の働き盛りの男性は、圧倒的多数が賛成票を投じています。これら大阪の次世代を担う人々の意思を、70歳以上の高齢者が押しつぶしたというのが、紛れもない事実なんです。

 暗たんたる気持ちになるのは、そもそも若年~中堅層の人口は高齢者人口より少なく、今後ますますその傾向が強まることが決まっているからです。これら高齢者の約4人に1人は認知症、またはその予備軍とのデータも存在しますが、病気を理由に投票権が剥奪されることはありません。

 先週、大阪でタクシーに乗ったら、推定年齢75歳ほどの運転手さんがいきなり私にこう言いました。「70歳以上は投票権剥奪すべきやと思うんですわあ。未来のことは、若い人に決めてもらわんといかんでしょう」。大阪の高齢者も捨てたもんじゃないですね。

 さはさりながら、投票年齢の引き下げと、若年が投票所に足を運ぶ民主主義教育に一刻の猶予もありません。日本の未来のために。((株)大阪綜合研究所代表・辛坊 治郎)


最終更新:524()1428








彼は、たびたび生活保護を受けている人たちをやり玉にあげたりして、その偏った報道ぶりで有名ですが、今回は70歳以上の高齢者を邪魔者と言うことにしているんですね。





彼のやり口は、橋本君と同じで、特定の人々をその都度やり玉に挙げ、自らの正当性を主張する、という手法を取りますね。





ある時はフリーター、ある時は生活保護者、また、ある時には特定政党の支持者。





ところで、今回の住民投票の敗因を高齢者のせいにしている理屈、ホンマかいな?





<産経ニュース>


2781人から回答を得た出口調査では、男性が賛成55・5%、反対44・5%だったのに対し、女性では賛成48%、反対52%と逆の結果が出た。


(シカリ注)女性の投票傾向では、賛否が拮抗しているとの調査結果もありました。




当日の投票数は、

    男性 653,613人
    女性 752,471人



女性の投票数が10万人も多いんでっせ。これに、上の出口調査の結果を当てはめてみてくださいよ。





ちなみに、大阪市の70歳以上の高齢者人口は、平成22年の統計で約423千人やけど、投票に行けない人が多かったんちゃいますか。






敗因を高齢者のせいにするには、あまりにも根拠が薄いと思うんですけど。






いさぎよく「大阪のおばちゃんたちに負けた」と言えばいいものを。おばちゃんたちに、嫌われたくないんだろうね~。






ヨットで遊びに出て(ある意味、視力障がい者であるヨットマンを利用して美談の主になろうともくろんで)、多額の税金で救われたにも関わらず、根拠のない持論で弱者をイジメるなんて、とんでもない人ですね。え?こんな人が、研究所の代表?なんの研究をしているんやろ?







ちなみに、シカリさんは、住民投票の傾向を事前に記事にしていましたよ。読んでみてください。(↓)










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