江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

大阪維新、圧勝やんけ。大丈夫か?








大阪の人たち、ホンマに橋下徹を信じているんか?理解出来んわ~~。そういえば、二代か三代前の府知事って、「ノックさん」とかいう人やったな。政治に期待していないってこと?







<大阪ダブル選>大阪維新が圧勝…都構想、再挑戦へ


毎日新聞 1123()12分配信


大阪府知事大阪市長のダブル選が22日、投開票された。市長選は、地域政党大阪維新の会」公認で前衆院議員の吉村洋文(ひろふみ)氏(40)が、自民党推薦で民主、共産両党の支援を受けた前大阪市議の柳本顕(あきら)氏(41)ら3人を破り、初当選した。知事選は、大阪維新公認で現職の松井一郎氏(51)が、自民推薦で民主、共産が支援した前府議の栗原貴子氏(53)ら2人に圧勝した。松井、吉村両氏は公約に掲げた「大阪都構想」への再挑戦に向け、新しい設計図作りに着手する。同構想をめぐる5月の住民投票に敗北し、痛手を受けた大阪維新代表の橋下徹大阪市長が影響力を取り戻す可能性が高い。

 ◇橋下氏、影響力回復

 橋下氏が知事時代から進めてきた改革路線への評価や、住民投票で否決された都構想への再挑戦の是非が問われた。都構想の賛否を巡って対立する大阪維新と自民が5月に続いて激突したが、短期間で同じテーマが争点になったこともあり、盛り上がりを欠いた。今後、都構想の議論が再浮上するものの、大阪維新は府市両議会で過半数議席がなく、なおハードルが高い。投票率は市長選が50.51%(2011年60.92%)、知事選が45.47%(同52.88%)で、いずれも前回ダブル選と住民投票(66.83%)を下回った。

 橋下氏は5月、住民投票の敗北を受け、12月18日の市長任期満了で政界を引退すると表明した。だが、8月末に「都構想をバージョンアップし、もう1回住民投票に挑戦したい」と宣言。衆院議員(比例近畿)だった吉村氏を後継指名した。
 吉村、松井両氏は公約で「副首都大阪の確立」「二重行政の根絶」を先に掲げ、都構想は「目的」ではなく、「手段」と位置づけた。住民投票から半年での再挑戦に対する批判をかわす狙いがあり、選挙期間中に「都構想」のキーワードを使うことを控えた。代わりに教育や子育てなどに重点投資した橋下改革の継承を訴え、無党派層に支持を広げた。
 橋下氏はダブル選での「2勝」が確実になった後の22日夜、大阪市内のホテルで、大阪維新の国会議員や地方議員らに「大阪維新は本当にすごい組織だ。勝てたのは組織力の結果だ。今回の結果で目標が明確になった。改革を継続し、都構想の議論を進めていく」と語った。この日は記者会見などはしなかった。

 一方、都構想再挑戦反対を訴える自民は、連日のように党幹部や閣僚を大阪に投入した。国政選挙並みの支援態勢を敷いたが、自民支持層を固めきれなかった。【念佛明奈、松井聡】

最終更新:1123()24







大阪の人たちは、今回の選挙に何を託したのでしょうか?




ひょっとしたら、何かを政治に託す、ということにシラケきって、とりあえず元気で、ウソでも明確に発言し、これまでのものを破壊してくれそうな橋下徹に期待したのでしょうか。




ひょっとしたら、大阪維新の公約が守られるとも考えていないかもしれませんね。




ワシは、この記事を書くにあたって、公約の欺瞞性を書こうと考えました。しかし、書き進めているうちに、上記のような疑問(公約が守られると考えていないかも)に突き当たった時に、いっぺんにシラケてしまいました。シラケ?でもないか。なんと言ったらよいでしょうか。




「公約が守られるとは考えていない」という傾向は、大阪に限ったものではないような気がします。では、何を基準に決めたのでしょうか。「反東京」でしょうか。「反既成政党」でしょうか。




大阪維新は、地方主体の政治と言いながら、「反東京」思考で追及しているのは、東京に負けない都市。地方を従える都市を目指しているのです。二重行政の排除と言いながら、その実、区議会も残るし二重行政に変わりはないことは言わない。なにより、地方主体の政治を目指すなら、その基礎自治体の市町村を廃止するということ自体が矛盾している。なんのかんのと言って、大阪市の財源を大阪府に移し、市民の目の届かない所で、好きに使いだけの話し。




こんなことも十分に分かったうえで、それでも現状の打破・破壊を期待して大阪維新に投票をしたのであれば、かなり深刻な話。




『理屈より破壊。話し合いより専横・服従の関係強化』を志向したのか。話し合いを拒否した先には、二つの路線があると思います。一つは、独裁政治。もう一つは、テロ主体の政治行動。フランスでのテロでベルギーが重要な役割を果たしたように、大阪の存在は微妙な位置関係になるような予感がします。




大阪維新が本当に地方主体の政党を目指すのであれば、グローバル経済一辺倒の姿勢を改めるべきでしょうね。そこを変えない限り、ウソをつき続けるだけの話し。今回の選挙の結果は、国政政治にも影響を与えるのでしょうが、当面は、大阪府政や市政はシカリさんに関係のない話。ブログのネタにたまに出て来るだけの事。大阪の皆さん、しっかりしてや~~。






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