気が付いたら参議院議員選挙が始まっていました。^^; |
始まったと思ったら、もう選挙結果の予測が出始めている始末・・・ |
流れは見えても、シカリさんは愚痴り続けます。すんませ~~ん。 |
ところで、最近、民主主義とか民主国家という言葉について考えさせられることが続いていますね。 |
一つは、エジプトですね。選挙で選ばれた大統領が民衆のデモと軍のクーデターで追い落とされた。 |
もちろん、昨年の選挙の時に微妙な勝ち方をしたという背景もあるだろうが、選挙で選出した大統領を1年で引きずり落とす。 |
目には見えない背景があるのでしょうが、「選挙で代表を選ぶ」行為のむなしさを感じます。 |
選ばれる人たちと選ぶ人々は、どのような約束をしているのでしょうか。公約というのは、どこまで有効なのでしょうか。 |
外国のことは知りませんが、日本では「公約」という言葉ほど軽い言葉もないように思うのですが、いかがでしょうか。 |
現在のエジプトの民衆も、ある種の裏切られた感を持って行動しているのでしょう。 |
そうなると、代理制の民主主義の有効性を疑いたくなります。 |
かと言って、選挙権を行使しないと、もっと自分の思いと違う政治シーンが登場しそうで、悔しい限り。 |
ということで、なんとなく、この政党なら良いかな~、この人ならいいかな~、レベルの認識で投票しないといけない。近々、投票に行きますよ。 |
もう一つは、民主国家アメリカの姿をあからさまにした元CIA職員のスノーデン君の問題です。 |
アメリカは、常々、「民主主義を求める民衆を守る」「自由は保障されるべきだ」「亡命を認めないのは許されない」などと言っては外国の政治に介入し続けてきました。 |
ところが、こと自分のことになると、牙をむき出しにし、鉄の爪でスノーデン君の頭を握りつぶそうかという勢いで世界各国に圧力をかけ続けている。 |
犯罪を犯していない市民の情報を盗み、各国の大使館でまで盗聴を行う。品のない連中だ。 |
『まあ、どこの国でもやっているんじゃないの?』って思う方もおられると思います。ワシも、少しは思いましたよ。 |
それに、大事な情報は暗号化されているから大丈夫さ、っても思いますよね。 |
でも、何気ない会話が結構大事なようですよ。 |
大昔は、無線を傍受していましたが、今は、ケーブルから直接情報を盗み取るわけですから、基本的に違うと思うのです。 |
無線は誰でも受信できることを前提にしていますが、ケーブルでの通信などは特定の相手を対象(SNS,ブログ、HPなどは別ですが)とした場合が多いのではないでしょうか。 |
それを盗むのですから、文字通り犯罪ですよ。テロ対策のため、とか言っているけど、盗んだ情報をどのように使うのかが問題じゃなくて、盗むのが問題なのに・・・ |
アメリカは、自由と民主主義の国というけれど、誰にとっての自由と民主主義なんでしょうかね~。 |
それはそうと、アメリカの妨害を潜り抜けてスノーデン君が無事亡命できますように祈りたいと思います。 |
民主主義って、民衆にとって理想の仕組みなのか、それとも権力者にとっての絶好の仕組みなのか、なんか、怪しいな~って思う今日この頃です。 |