展開される二つの異常な事態
ひとつはアメリカ大統領選挙をめぐる事態
もう一つは、我が日本の国会での学術会議めぐる事態
しかし、アメリカの場合は「特異な人物」に由来する
・・・が
日本の場合は、社会全体にかかわる問題
国会が機能しないという状況
答弁拒否、すり替え、資料提出拒否、虚偽答弁
議論の正当性は、その基礎となる情報の正確性から始まる
ウソまみれの情報が平然とまかり通る日本の政界
未来はない
その点、ウソつき政治家はいても、それを阻止する機能が残っているアメリカ
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トランプ大統領の記者発表中継、米3大テレビが打ち切る…主張に根拠欠けると異例対応
読売新聞、11/6(金) 23:49配信
米3大ネットワークと呼ばれるABC、CBS、NBCの各テレビ局は、5日夜(日本時間6日午前)に行われたトランプ大統領の記者発表について、中継放送を途中で打ち切る異例の対応をとった。大統領選の投開票で組織的な不正があったとするトランプ氏の主張が根拠に欠けるためだとしている。
記者発表は、各局がニュース番組を放送中だった米東部時間午後7時頃、ホワイトハウスの記者会見室で行われた。トランプ氏は、「大差で勝っていたのに我々の票数はひそかに奪い取られた」などと根拠を示さないまま主張し、質問は受け付けなかった。
ニュース専門テレビ局のCNNやFOXニュースは、15分余りの記者発表の様子を終わりまで放送した。
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「どちらが正しいか、間違っているか」の判断ではない、「事実か、ウソか」の判断。
簡単なようで難しい。
特に、独自に情報を得るすべを持たない一般国民にとって、政治の中の「真実・ウソ」を見極めるのは、難しい。
この国民の悩みを解決するために存在するのがマスコミ・・・のハズだが・・・
日本のマスコミは、検証もせず、検証をしても忖度して、ウソまみれの情報を垂れ流しにする。
安倍晋三のようなウソを言うと分かっている政治家の記者会見も他の番組を潰してでも流す。
「学問の自由は、印籠か」という伊吹とか言う政治家。
皮肉ったつもりだろうが、「学問の自由」とは「国民の権利」そのもの。
それを笑いのネタにしようとする低俗さ、意識の低さ。
そのことを告発できないマスコミ。
やはり、日本の道はナチスへの道しかないんだろうか。
麻生副総理は公然と「ナチスに学ぶべきところがある」旨の発言をしている。やはり、心のどこかに憧れがあるのだろうね。
ナチスは武力で政治を手に入れたわけではない。
選挙で手に入れたのだ。
民主主義の下、ナチスドイツは誕生したのだ。
ワシら日本人は、戦後、民主主義を学んだ。
しかし、いまだ完成していない。
日本における民主主義は、未完のままファシズムへの道を歩むのだろうか。