コンビニの深夜営業をめぐる議論が賑やかになってきまスた。
京都市は、景観上の視点から深夜営業の規制を検討し、埼玉県などでは温暖化防止の視点から深夜営業の自粛要請を考えていると言うんでツ。
その様な所に縁のないワシも、少しは興味が出てきまスた。
京都市、コンビニ深夜営業を規制へ 景観に配慮 京都市は市内中心部にあるコンビニエンスストアの深夜営業を規制する方針だ。消灯によって夜間の町並み景観をよくするのが狙い。地球温暖化ガスの市の排出量を抑える効果もある。7月にも業界団体や有識者が参加する研究会を立ち上げ、年内にも具体案を詰め、来年度にも実施する考えだ。環境や景観配慮の動きとして全国的に注目を集める可能性がある。 深夜営業規制では、長野県軽井沢町が1976年から「静穏保持」を目的に、午後11時から午前6時までコンビニを含む商店の営業を条例に基づく要綱で原則禁止している。しかし、コンビニが集中する都市部の規制は例がないという。 (09:05)引用先:日経ネット
埼玉県 24時間営業自粛要請へ 温暖化対策 コンビニなどに 2008年6月17日 朝刊 地球温暖化対策の一環として、埼玉県は二十四時間営業のコンビニ店などに深夜・未明帯の営業自粛を要請する方針を決めた。本年度内の制定を目指す地球温暖化対策推進条例や行動計画に要請を反映させたい考えだ。 県によると、温暖化対策を理由とした同様の要請は来年度から京都市が始める予定で長野県も検討中という。 夜間の電力消費量削減のため、埼玉県は二十四時間営業のビジネススタイルに着目。コンビニ業界以外でも深夜・未明帯のネオンサインの消灯を求め、県民にも生活習慣の見直しを啓発、理解を得たいとしている。 県はほかに、原油換算で年間千五百リットルのエネルギーを消費する事業所を対象に、相互に温室効果ガスの排出量を取引して排出総量を抑制する制度の導入を検討している。 コンビニ店・セブン-イレブンを展開するセブン&アイ・ホールディングス広報センターは「深夜に店を閉めても冷蔵・冷凍機器などは切れず二酸化炭素(CO2)削減効果は薄い。配送が昼間に集中すれば、交通渋滞を招き排出量は増える。安易に深夜営業を止めることは考えていない」としている。引用先:東京新聞
その様な生活をしている人たちは、どのくらいいるのかな?その様な人たちは、昼間は寝て、また次の深夜の勤務に備えるのでしょうね。
交替制勤務の経験のないワシにとっては、どうも実感がない。ただ、理屈として、その様な生活をしている人たちにとっては、不便な世の中になるのかな、と思ったりしていまツ。
買い置きをすれば、事足りるの?
コンビニと言うものが、発生したときには、このような論争はなかったの?
あったのかもしれない。。。
でも、今だからこそ、注目されると言うこともあるし、他に何か特別な事情が発生したのかも、ネ。
残念なのは、事の始まりに問題を極めず、放置し、それがないと生活が不自由になるという生活形態が出来上がってから、改めて、問題提起をするのは、気の毒なような気もするんでツ。
政治の世界によくある「当時の利益」と「現在の利益」の変化によることなのだろうけど、じっくり、議論していただきたい。
もちろん、温暖化防止のために対策が急がれているのは事実ですし、その大部分が国民の生活見直しを求めるものだと言うことも理解しますでツ。
生活のありようを見直す必要も認めますが、深夜も働かないといけない生活サイクルを作ってきたのは、企業であり政府ではないでしょうか。
ぜひ、まず自ら国民に企業のあり方を見直す姿を見せていただきたい。ともに、生活・生産のあり方を変えて行こうではありませんか。
ところで、省エネ、温暖化防止を言うなら「深夜のテレビ放送停止」は如何でしょうか。
深夜のテレビ放送を停止することで、番組を作るエネルギーも、電波を流すエネルギーも、番組を受信するエネルギーも必要なくなりますが。。。
コンビニの深夜営業自粛より効果は大きいと思うのですけど。
ただ、土曜日の夜の「エンタの神様」だけは見たいので、まあ、11時くらいからの停止ということで。。。。よろしく。