江戸煩(わずら)い・・・
恋わずらいではありませんよ。
恋わずらいは、心の悩み。
でも、江戸煩いは、れっきとした病気だそうです。
でも、江戸煩いは、れっきとした病気だそうです。
武士や庶民が白米を食べるようになったのは、元禄の頃。
すると、やがて足がだるくなり、麻痺するようになる。
やがては、激しく苦しみながら死ぬ人も出るようになりました。
当時は、原因もわからず、江戸に出て行った人々が罹るので「江戸煩い」と畏(おそ)れられたそうです。
やがては、激しく苦しみながら死ぬ人も出るようになりました。
当時は、原因もわからず、江戸に出て行った人々が罹るので「江戸煩い」と畏(おそ)れられたそうです。
この江戸煩いには、五代将軍綱吉も罹り練馬に別荘をつくり療養したと言います。
そこでは、することもなく尾張から大根の種を取り寄せ、栽培し、これを食べているうちに江戸煩いは完治したそうです。
これがきっかけで練馬は大根の産地になったと言うことです。
そう、練馬大根の発祥です。
そこでは、することもなく尾張から大根の種を取り寄せ、栽培し、これを食べているうちに江戸煩いは完治したそうです。
これがきっかけで練馬は大根の産地になったと言うことです。
そう、練馬大根の発祥です。
【情報元:PHP文庫「お江戸の武士の意外な生活事情」中江克己著】