江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

テレ朝がジャニーズ点検番組放送…ですが、組織的隠ぺいに触れず。

 

 

皆さん、おはようございます。

 

 

五島地方、今日も曇り空でスタートです。

 

 

 

 

 

テレ朝が、やっと、やっと、ジャニーズ問題の点検番組を放送しましたね。他のテレビ局は、10月中には放送していたのに、やっとですよ。(まあ、どの局も中途半端な総括でしたけどね)

 

 

ところが、案の定、論点ずらし、言い訳に終始する始末。

 

 

極めつけは、同局のコンテンツ編成局長・奥川氏のコメント。(1990~2023年に同事務所の所属タレントが出演したレギュラー番組本数を他社と比較した表を公開したうえで)

 

 

「他局に比べて少ないことがわかります。テレビ朝日は後発局ということもあって、ジャニーズのトップスターの出演は他局に比べて非常に限られたものでした」

 

 

で?それで?それで事件なども報道していなかったの?

 

 

わけわからんよ。

 

 

 

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テレビ朝日「旧ジャニーズ検証番組」不評の嵐 ズブズブ不変?2026年には〝常設劇場〟開業

東スポ、11/13(月) 5:16

 

テレビ朝日が12日に放送した、旧ジャニーズ事務所(SMILE―UP.)に関する1時間の検証番組に不満の声が上がっている。

 

 同番組では、報道と制作の現場にいた局員、OB計103人の証言を紹介。制作の7人が同事務所に対して「忖度があった」と答えた。

 

 証言について、VTRで登場した同局のコンテンツ編成局常務・西新氏は「旧ジャニーズ事務所が近年、非常に大きくなり、人気のスターやグループが多数在籍することから、会社マターとして編成や制作の幹部が直接交渉に動くことが多く、忖度という空気が徐々に醸成された」とした。

 

 続けて「今月には新しいエージェント会社が決まり、組織なども整備されて業務が開始されると聞いている。これまでの反省を踏まえ、お互いに公正かつ透明性を持ったビジネス関係を構築できればと考えております」と意気込んだ。

 

 かねてテレ朝は旧ジャニーズ事務所との〝ズブズブぶり〟が指摘されてきた。例えば、同局が東京・有明に複合施設「東京ドリームパーク」を2026年春の開業を目指して建設予定だが、その目玉こそ、年間180公演を行うとされる〝ジャニーズ劇場〟だ。

 

 同局関係者は「常務の言葉はドリームパークを念頭に置いてのもの。性加害の補償はまだ履行されているとは限らないのに、ビジネス継続を宣言するのは時期尚早ではないか」と批判する。

 

 それだけではない。音楽番組「ミュージックステーション」(Mステ)に旧ジャニーズ事務所のアイドルが毎週のように出演するため、他事務所の競合グループがキャスティングされにくいと言われているほか、同局の旧社屋(現在は取り壊し)には同事務所のリハーサル室があったことが報じられている。だが、検証番組ではそれらについての説明はなし。

 

 制作会社関係者は「忖度があったという証言を放送するなら、そこの部分も調査を実施し、視聴者にわかるように説明すべきだった」と不満をあわらにした。           

 

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シカリさんが一番注目したのは、報道局の総括部分ですね。

 

 

社員アンケートの中で、『編成からの働きかけ』があっていたことを紹介しながら、最後の総括部分では一言も触れていなかったのです。

 

 

 

 

報道局ですらこの調子だから他の部門なんか期待することすらアホらしい。

 

 

番組最後の篠塚社長のまとめに至っては、番組内で各界の専門家から指摘されたことなどには一言も触れず、一般的な「気をつけましょう」レベルの総括で締めくくってしまった。

 

 

あきれ果ててしまいましたよ。

 

 

それにしても、同じ朝日でも新聞とテレビでは大きな違いがありますね。

 

 

例えば、朝日新聞の10月18日の社説。

 

 

 「芸能界で強い影響力をふるってきたジャニーズ事務所がきのう、社名を変更した。過去に例を見ない大規模な性暴力・児童虐待事件の代名詞となった屋号は姿を消した。しかし、会社の本質は変わっていないのではないか」

 

 

一方、テレ朝の篠塚浩社長の10月31日の定例会見でのコメント。

 

 

「社名も変更し、被害者と面談も始まるなど徐々に前に進み始めている」

 

 

まだ、何も具体的に動いていないのにジャニーズを評価している。

 

 

この二社には、考え方と言うかスタンスと言うか、随分、大きな隔たりを感じますね。

 

 

こうした企業の姿勢について、日本共創プラットフォーム代表でパナソニック社外取締役などを務める冨山和彦氏(63)は次のように述べています。

 

 

「まずは(旧ジャニーズ事務所との)契約を解除すべきです。だって、お金を払っているということは、加担してしまっていることになりますから。まずは加担している状態をいったん停止する必要があります。そのうえで、問題が解決すれば再開する、それが筋です」

 

 

果たして、こうした声をテレ朝は受け入れるのでしょうか。

 

 

それとも無視し続け、2026年春の開業を目指している「東京ドリームパーク」での年間180公演を行うとされる〝ジャニーズ劇場〟で新ジャニーズ事務所と持ちつ持たれつの関係でタレントを食い物にし続けるのでしょうか。

 

 

このようなテレビ局が公共の電波を使い続けることに腹立たしい思いをするのは私だけでしょうか?

 

 

少なくとも、テレ朝は報道局を置く資格はないですね。エンタメ一本のテレビ局になるべきだよ!

 

 

 

 

 

 

 

今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。

 

 

今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。

 

 

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<11月14日の誕生花>

コウテイダリア

花言葉「乙女の真心」「乙女の純潔」

<画像は、ネットからお借りしています>