統一教会名称変更をめぐる書類は、クロ塗り
皆さん、お早うございます。
五島地方、今日も、晴れ空でスタートです。
連日、取り上げています統一教会問題ですが、昨日も触れましたが、一般国民の被害のみならず、国の政策そのものへの侵害を及ぼす事態にまでなってしまった原因は、何と言っても「名称変更」による目くらまし。
その経過を明らかにしようと共産党の宮本衆院議員は、名称変更の経緯について文化庁に情報開示請求をしたそうですが、その結果は、おおよその予想通り、「のり弁状態」での開示。
こうした大方の勘繰りに対して、統一教会側は、次のようなコメントを出しています。
随分、余裕ありげなコメントですね~。
岸防衛大臣などの居直り(統一教会との関係を明らかにし、悪びれた様子もない)を受けて自信を持ったのでしょうか。
ところで、以前は、認められなかったのに、ある人が大臣になると、スル~~っと、スル~~っと、認められている。
長い間便秘で悩んでいた人が、薬を飲んで一気に開通したような、そんな感じでしょうか。
このことについて、当時の文科大臣・下村議員は、さんざん「私は関係ない」と否定した挙句、つい、経過をポロリと話してしまっている。
『事前に報告が』
『部長の判断で・・・「了承する」ということで』
『了承した後に、私の方に報告があった』
平たく言えば、決裁文書を持ってくる前に、部長が下村元大臣の意向を伺いに来て、『まあ、お前の判断と言うことで、どうだ』と言うことで話をつけ、その後、内部決裁を行い、私の方に文書が来たのでハンコを押した、と言うことでしょう。
バカ丸出し。
ところで、この文書について、クロ塗りを剥がせば真実が分かるのか、と言うと、『そうではない』と断言できます。
それは、何回も引用している、前川さんの言葉の中に答えがあります。
つまり、名称変更文書の中には、つじつまを合わせた内容が記載されているだろうし、矛盾を探すのは無理でしょう。
問題は、実態との比較調査をしているかどうか。
反社会的活動をしていた「統一教会」が、「世界平和統一家庭連合」という団体に、完全に生まれ変わることが出来たのかどうかの、見極めをしたのかどうか。
おそらく、この部分を「なかったこと」にして、文書の中では矛盾がないように処理しているでしょう。
オリンピック関係では東京地検が頑張っているが、果たして、統一教会の件で消費者庁などが動けるかどうか・・・。
国民の声、国会の動き次第かもしれない。
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
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花言葉:燃える心、偉大、暖かい心、枯れない愛
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