皆さん、お早うございます。
五島地方、今日は、風が強く小雨が残っているという空模様でスタートです。
ウクライナ政府は、４月１日「現代ロシアのイデオロギー」と記した英語の字幕から始まる1分21秒の動画をアップしたそうです。
内容は、ロシアのプーチン大統領の演説などが映し出され、ロシアの「差別主義」を非難する内容で、1分11～14秒付近で「ファシズムとナチズムは1945年に敗北した」と記し、ヒトラー、ムッソリーニ、昭和天皇の顔写真を並べていたそうです。
ところが、昭和天皇の顔写真を掲載したことに日本国内のネットユーザーなどから「昭和天皇をヒトラーと同一視した」などと批判が高まり、２４日、動画から昭和天皇の顔写真を削除し、謝罪したそうです。
ウクライナ政府のお詫びは、次のようなものです。
「誤りを犯したことを心からおわびします。友好的な日本の方々を怒らせるつもりはありませんでした」
この事態について、皆様は、どのように理解されますか？
ウクライナ政府の行為は許せないと怒りますか？
それとも、同列で扱われても仕方がない、と受け止めますか？
シカリさんは、『西洋の人々にとっては、同列の意識が普通なんだろうな』と受け止めると同時に、『そのような誤解を与え続けているのは、日本の責任だ』と思っております。
まず、先の大戦についてのシカリさんの認識は、身の程も知らずに戦争に踏み込んだ一部の政治家と軍部に、天皇も国民も騙され、利用された、と受け止めています。
従って、ヒトラーやムッソリーニと昭和天皇が同列扱いされるのは、正しいことではなく、また、好ましいことではないと思います。
ところで、『そのような誤解を与え続けているのは、日本の責任だ』とは、何を意味するのか。
それは、他でもない。
いまだに、『軍部が悪かった』と認めたくなくて、天皇制と絡めて、先の大戦を聖戦視するバカ者どもがいるということ。
このことを嫌って、昭和天皇は靖国神社への参拝を取りやめてしまった。
しかし、そうした事実は、なかなか外国までは知られていないだろう。
そのことより、毎年、軍服を着たアホどもが日の丸の旗を持って靖国神社（金儲け神社）を参拝したり、こちらもアホな国会議員たちがシロアリのようにゾロゾロ靖国神社に参拝している姿の方が外国へは伝わっているだろう。
つまり、外国の人々には、日本人が「平和主義」と言うイメージは定着していないのだ。
このように、日本国民の名誉も天皇家の名誉も、あの『エセ愛国主義者』のバカどものおかげで地に堕ちてしまったままになっているのです。
もちろん、どのようなパフォーマンスも禁止は出来ない。
ただ、報道する際に『日本の姿をゆがめてしまうエセ愛国主義者の愚かな行動です。』と注釈をつければ、十分、外国へも『日本は変わったのだ』と伝わると思います。
でも、それをしない。
なぜか。
日本の主流を握っているのは、やはり、そうしたエセ愛国主義者どもだから。
ウクライナ政府の動画は、日本人に反省する良い機会を与えて下さったのだと思えば、ありがたいことです。
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
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＜４月２６日の誕生花＞
花言葉：強い友情、心休まる家庭
＜画像は、ネットからお借りしています＞
