安倍晋三さんの『顧問』は、朝日新聞記者だった!?
皆さん、お早うございます。
五島地方、今日も、雨模様でスタートです。
世の中、面白いことであふれている。
今日のネタも、そうですが、『へえ~~~』を通り越して、『どっひゃ~~~』でしたよ。
同時に、この情報に触れた時には、『???』『なんですか?』と、事態を飲み込めなかったというのが、正確な表現ですね。
なにせ、あの安倍晋三さんの『顧問』を名乗っていたのが、あの『朝日新聞』の記者だったんですからね。
朝日新聞さんも正義の味方のようなこと日ごろから言っているけど、チョイ前には、黒川さんとか言う東京高検検事長と賭けマージャンをやっていた記者も居たしね。(まあ、隅から隅まで完璧と言うことはないか。^^;)
この件を知ったのは、4月7日の朝日新聞が処分を行った、と言うテレビ報道。
何でも、朝日新聞の峯村と言う記者が、週刊ダイヤモンドの記者に掲載前の原稿を見せるように要求していたとか。
経過は、3月9日に週刊ダイヤモンドの記者が安倍前首相にインタビューを行ったが、その内容に不安を覚えた安倍元首相が、知り合いの朝日新聞の峯村記者に経緯を話したところ、この峯村さんが『ファクトチェック』を引き受けた、と言うことらしいです。
この経過については、峯村さん自身が公表していますので、掲載しますね。
********
安倍氏が首相特使としてマレーシアに向かう前日の3月9日も、ロシアによるウクライナ侵攻など最近の国際情勢について説明をしていました。
その際、安倍氏から「先ほど週刊ダイヤモンドから取材を受けた。ニュークリアシェアリング(核兵器の共有)についてのインタビューを受けたのだが、酷い事実誤認に基づく質問があり、誤報になることを心配している」と相談を受けました。A記者からは、ニュークリアシェアリングについて、「拡大抑止と概念的に同じ」「日本と韓国による拡大抑止」といった発言のほか、あたかも中国と北朝鮮がニュークリアシェアリングしているともとれるような誤認をしたままの質問がなされていたそうです。
安倍氏からA記者の名刺が提示されました。私はA氏とは約2年前からの知り合いで、今年1月には、A氏のインタビューを受けてダイヤモンド誌に掲載されています。昨年12月の段階では朝日新聞を辞職する意向を伝えており、辞職後には同誌への執筆と書籍の出版を相談していた程の仲でした。なお、A氏は外交・安全保障を専門分野とする記者ではなく、ニュークリアシェアリングについての正確な知識がないことも想像できるものでした。
そして、安倍氏からは「明日朝から海外出張するので、ニュークリアシェアリングの部分のファクトチェックをしてもらえるとありがたい」と言われました。
安倍氏との面談後、安倍事務所の秘書からも「A記者から3月13日までに修正をしてほしいといわれた。しかし、明日から代議士が出張に行くので、確認が確約できない、と伝えたが、『紙面に穴を開けるわけにはいかないから掲載を強行する場合もある』と言われ、対応に困っている」と相談されました。
********
ここでシカリさんは、朝日新聞と週刊ダイヤモンドの関係について疑問を持ちました。
『本店・支店の関係なんだろうか。それとも、週刊ダイヤモンドに朝日新聞が出資でもしているのだろうか。』
それで、ネットで調べた限りでは、何ら関係は確認できませんでした。
ちなみに、週刊ダイヤモンドは随分古い歴史を持っている会社だったんですね。知りませんでしたよ。^^;
********
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『週刊ダイヤモンド』(しゅうかんダイヤモンド)はダイヤモンド社が発行する週刊の経済の専門雑誌。石山賢吉によって1913年(大正2年)5月10日創刊。毎週月曜日発売。
*******
関係ない会社の仕事に、口出しをする???
本人の弁明では、2年くらい前から相手の記者を知っていた、とか。
知り合いだから???
普通、そんなことするか?
なんか、自分を随分えらい人間と勘違いしていたのかな~?
この経緯について、処分を行った朝日新聞の調査結果では、次のように書いています。
*******
調査結果によると、ダイヤモンド編集部は外交や安全保障に関するテーマで安倍氏にインタビューを申し入れ、3月9日に取材を行いました。
取材翌日の10日夜、峯村記者はインタビューを担当した副編集長の携帯電話に連絡し、「安倍(元)総理がインタビューの中身を心配されている。私が全ての顧問を引き受けている」と発言。「とりあえず、ゲラ(誌面)を見せてください」「ゴーサインは私が決める」などと語りました。
副編集長に断られたため、安倍氏の事務所とやりとりするように伝えました。記事は3月26日号(3月22日発売)に掲載されました。
*******
ただ単に知り合いだからと言うことではなく、安倍元首相や安倍事務所からの要請があったから、『顧問』などと名乗りゴリ押ししたんでしょうね。
この人、公私の区別も付けることが出来ない人なんですね。(こんな人が、講師かなんかで、どこかの大学で何か教えているというから、お笑いだね。)
朝日新聞では、この峯村記者と当時の上司も処分しているけど、問題の『依頼者側』からは何のコメントもないようですね。
安倍元首相や安倍事務所は、この件については、明確に『依頼』しているわけですから知らんふりは許されませんよ。(『忖度』じゃなくて、『依頼』『要請』ですからね)
かつて、森友事件の時にNHK大阪の担当記者を他の部署に飛ばさせたりしてきた経歴のある安倍元首相。
なんでも、自分の都合の良いように書き換えたり、無かったことにしたりする悪癖は死ぬまで治らないのでしょうかね。
この峯村記者にしても、安倍元首相にしても、社会のルールを知らない、知っていても守ることの重要性を知らない、あまりにも幼稚な思考の持ち主と言わざるを得ないですね。(類は類を呼ぶってか。^^;)
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
ブログ投稿数 2102本目
ブログ投稿日数 2039日(連続投稿日数151日)
***************
<4月14日の誕生花>
花言葉:上品、節制
<画像は、ネットからお借りしています>