皆さん、お早うございます。
五島地方、今日は、今にも降り出しそうな空模様でスタートです。
さて、シカリさんは今日も怒っています。
その内容は、次の通りですよ。
15日、赤木俊夫さんの奥様が、国と佐川宣寿理財局長(当時)に損害賠償を求めた訴訟で、国は、赤木さんは改ざんなど一連の経緯の末に自殺したとして、賠償責任を認める書面を大阪地裁に提出したそうです。
一瞬、「勝った」と思ったシカリさんですが、実際は違っていた。
どうやら、この裁判で予定されている「証人尋問」などを封じるために、お金だけ払い裁判を打ち切ることで事実の解明を封じる作戦に出たらしい。
赤木さんが追い詰められて自殺をした、と言う経過は認めるが、どのようにそのような事態に発展していったのか、その経過を明らかにすることだけは避けたかったのだろう。
なんと、奥様と国民をバカにしていることか。
自公政権が、こうした横着な態度をとれるのも、先の選挙で勝利したことが背景にあるのだろう。
歯がゆくて、歯がゆくて仕方がない。
今回のことを受けて、赤木さんの奥様は、次のようにコメントしました。
「ふざけんな!と思います。こんな急にやってくるとは思いもよらなかったです。惨敗したような、大負けしたような気持ちでいます。夫は国に殺されて、また何度となく殺されてきましたけど、今日もまたうちのめされてしまいました。金を払えば済む問題じゃない。私は夫がなぜ死んだのか、なぜ死ななければいけなかったのかを知りたい」
お気持ちは、痛いほどわかります。
安倍晋三氏の責任も、佐川宣寿氏の責任もあやふやの中、裁判を封じてしまうなんて!
赤木さんのみならず、その奥様まで追い詰めようというのか。
ちなみに、佐川宣寿氏も書面を提出し、「公務員個人は責任を負わず国が賠償する」という主張をしたそうです。
ふざけている、本当に、ふざけている!
しかし、この問題をこれで幕引きにさせてはいけない。
ぜひ、法曹界の皆さんは、課題を整理し国民に教示していただきたい。
闘う道はあるはずだと思うのです。
例えば、佐川氏の主張にある「公務員個人は責任を負わない」と言う原則、確かに、通常の業務執行であればその通りだと思います。
しかし、森友事件にかかわる業務の流れは、そもそもの土地代の値切りから公文書改ざんまで、あきらかな違法行為で構成されている。
公務員(特別公務員を含む)の犯罪行為で国家が損失を被った場合には、国民は、それを追求できるのではないでしょうか。
ぜひ、訴訟団を作り国民に呼びかけていただきたい。当然、シカリさんも参加しますよ。(国が賠償金を支払った後になるでしょうが)
犯罪行為を行った人間をかばって、その被害者を黙殺し、その奥様まで追い詰める、挙句の果てには、国の金で犯罪者の尻拭いという事態を許してはいけないと思います。(テレビ報道は、一瞬触れただけで、もう、だんまりですよ)
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
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花言葉:気取った恋、恋する伊達者
誕生花: 12月16日