金平茂紀キャスター まともな公務員が死に追いやられ、接待官僚は返金で済まそうと
デイリー、2/27(土) 19:45配信
TBSの金平茂紀キャスターが27日、同局系「報道特集」に出演し、山田真貴子内閣広報官が総務審議官当時に首相の長男正剛氏らから7万円超の高額接待を受けたことに森友問題と絡めて辛辣にコメントした。
金平キャスターは「森友問題で公文書改竄をさせられ、自殺した近畿財務局の元職員赤木俊夫さんは、自らの行動をチェックする国家公務員倫理カードをいつも持ち歩いていたそうです。まともな公務員が死に追いやられ、一方で接待にあやかりばれたらお金を返して済まそうとする。何かが狂っていないでしょうか」と政権の対応を批判した。
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いつの世も権力者の品位が、政治を明るくしたり、暗くしたり・・・。
今現在の菅劇場も、腐敗状況は極まっていると言えるでしょうね。
そのたびに、ワシは頭にきて、悲観して愚痴を書く。
マスコミの一部は、その都度、警鐘を発し国民に警戒を呼び掛ける。
ワシ等の「心」は、どこまで政治の腐敗を許容するのでしょうか。
果たして、許容できなくなったとして、ワシらに何らかの変化が起きるのでしょうか?
近い歴史の流れを見て、大正から昭和へという政治の変化の流れの中で、国民は何を感じ、許容し、拒否し、抗議し、黙り、それでも続く政治に対し、国民総体として何らかの変化が起きたでしょうか。
信じがたいほどの死者を出して、生活基盤を破壊されても変化(自発的)は起きなかった。と思っていますけど、違いますでしょうか。
腐敗した政治状況を認識するのは、ただただ、ストレスを抱え込むだけになるのでしょうか。
と思いつつも、『昔は、腐敗や変化の意味すら知るすべもなかったのでは?』と考えると、現在は、わずかながらでも知ることが出来、愚痴を言うことが出来る。
『ひょっとしたら、少しは日本の政治は良い方向に変化してきたのかな。』
とも思います。
だとすると、安倍劇場から菅劇場に引き継がれた政治の私物化、低俗化という劇場も、国民にとっては政治を知る機会を与えていただいているということ?^^;
かつての官僚主導から政治主導へと国の運営を変えたつもりが、官僚組織と特定利権による国家運営に代わっていた。
国家公務員倫理規定とかあるそうだが、それを真に受けた公務員諸君は、国の仕組みの未熟に気づきながらも規定に縛られ苦しむ。
ワシ等、主権者であるはずの国民は、怒るばかりで良いのか。
国民にとっても、公務員にとっても不幸な事態だ。
最近、シカリさんは国の仕組みを変えないといけない、とたびたび記事にしています。
政治が動かすべき分野と、政治が関わってはいけない分野を明確に切り分けた仕組みにしないといけないと思います。
それにしても、そうした提案をする政治勢力が見当たらない。
政策レベルの話しで済む状況ではないのに、国民に新しい国の機構の在り方を提示できる政党が見当たらない。(ワシが知らないだけかな?)
ぜひ、大胆な提案をしてくれる政党の出現を待っています。
国民の怒りや悲観を前向きなエネルギーに変える提案をお待ちしています。