東京オリンピックの開会式に天皇を出席させて「祝辞」を述べさせてはいけない。
オリンピックの開会式典では、その国の元首が「祝辞」を述べるようになっているそうです。しかも、そのひな形まで決まっているそうです。
前回の東京五輪の時にも天皇が登壇され、「祝辞」を述べました。
シカリさんは、三つの点から、天皇を登壇させてはいけないと思っています。
<その1>
国民の統合の象徴ではあるけど、決して、元首ではない。
<その2>
国民の象徴としての天皇は、自ら現下の危機的状況を認識されており、祝辞を述べられることに強い懸念を抱いているらしいとの情報もある。国民の多くが危機を抱いている状況を正確に把握されている。
<その3>
ナチスドイツによるホロコースト問題が出て来て、レベルの違った大きな壁が出現したことを認識するべきです。かつて、日本はナチスドイツと同盟国として歴史的犯罪を展開しました。このことを世界の人々が、どのように認識しているか。子供だましのような言い訳で開会式を予定通り強行しようとしているが、世界には、忌まわしい記憶を認めての開会式とみられるだろう。
ざっと、このような理由です。
その3の小林氏の問題では、組織委員会は『小林氏が個人的に手掛けた部分はなかったので問題ない』との判断らしいけど、じゃあ、なんのために契約していたのか?
そんな言い訳が通じるか!!
どうしても開会式を行いたいなら、天皇は出席せず、イベントなしの開会式にしなさい。
常識ある判断で内容を修正できる人間はいないのか?
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五輪開会式は「予定通り実施」組織委が声明発表「小林氏が個別に手がけた部分はない」
スポーツ報知、7/22(木) 20:57配信
東京五輪・パラリンピック組織委は22日、23日の五輪開会式を予定通り実施するとの声明を発表した。
この日、開閉会式の制作・演出チームで「ショーディレクター」として統括役を務めていた小林賢太郎氏が過去にホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)を題材にしたコントを発表していたことが分かり、批判の広がりを受けて解任を発表。橋本聖子会長が式典の内容を見直しする考えを示していた。
組織委のコメント全文「本日、小林賢太郎氏を解任したことを踏まえ、改めて開会式の演出内容を精査しましたが、演出内容は様々な分野のクリエーターが検討を重ねて制作したものであり、小林氏が具体的に一人で演出を手掛けている個別の部分は無かったことを確認しました。開会式については、予定通り実施する方向で現在準備を進めています」