江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

障がい者虐待問題で小山田氏にだけ罪を着せて、記者会見もしない組織委員会の罪は深い!!だれが責任を取るのか?

f:id:gotoshikari:20210720161536j:plain

私、なんでも思い通りにやります。


東京オリンピック開会式で楽曲の提供をする予定だった小山田氏は、氏の学生時代の障がい者虐待問題で辞任に追い込まれた。

 

ここで、多くの国民は『一人、小山田氏の問題ではない』と思っていると思う。

 

シカリさんも同じです。

 

このような人物を世界的イベントの開会式の楽曲提供者として任命したのは組織委員会です。

 

任命したものとしての責任があるはず。

 

さらに、この問題が表面化した17日、武藤事務総長は「十分謝罪し、反省している。倫理観をもって仕事をしていく、と話している。このタイミングでもあるので、引き続き大会を支えていって、貢献してもらいたい」と説明し続投をさせたのです。

 

ここまでの経過で組織委員会としては、様々な説明責任がある。

 

まず、多くの音楽家の中から、どのような経過・基準で小山田氏を選んだのか。その選ぶ過程で行われるはずの身体検査を小山田氏はどのように潜り抜けたのか。

 

次に、17日の会見で「十分に謝罪し、反省している」と言っているが、その内容はどのように検証され、誰が評価したのか。

 

最後に、「このタイミングでもあるので、引き続き大会を支えていって、貢献してもらいたい」と言っているが、「このタイミングでもあるので」つまり「切羽詰まっているのに」ってことかな?

 

さらに続けて言えば、その言葉の裏には、武藤事務総長の価値観から来るであろう一つの言葉が聞こえてきます。

 

『このタイミングで、この程度のことで』

 

シカリさんは、ここが重要だと思います。

 

組織委員会の認識は、障がい者虐待問題を重大な犯罪行為だと認識していない、ということです。

 

「認識していなかった」という過去形ではなく、「認識していない」という現在進行形です。

 

なぜなら、会長、事務総長がそろって記者会見で経過を説明し謝罪すべきところを、事務総長がオンラインで形を繕っただけ、という所に認識の低さと事の深刻さを感じます。

 

組織委員会の誰かがキチっと責任を取るべきです。

 

**************************************************************************

武藤事務総長「挽回して開会式を成功させることが責任」組織委幹部の進退は触れず

スポニチ、7/19(月) 22:26配信

 

 23日に行われる東京五輪の開会式の楽曲制作を担当していたミュージシャンの小山田圭吾が学生時代のいじめ告白問題で引責辞任したことを受け、大会組織委員会の武藤事務総長が19日夜、オンラインで会見を行った。  

 小山田が手がけた開会式のオープニングで流れる予定だった楽曲はお蔵入りに。

 武藤事務総長は「大変みなさまに不快な思いをさせ、混乱をもたらしたということで深く反省し、おわびしたい」と謝罪したものの、自身も含めた組織委幹部の進退には言及せず。

 「東京大会のもっとも最初の重要な開会式ですので、何とかこういうオープニングの楽曲がここで白紙になったということだが、挽回して、きちっとした大会を代表する、象徴となる開会式を成功させることが我々の責任」と話した。