ミャンマーの情勢が、日に日に悪化している。
クーデター勃発後、一日も早く民政に戻り、ミャンマーの人々が元通りに平和に暮らせる日が戻ることを願っていたが、そうはならなかった。
ついには、一部の都市では戒厳令が発令され、国軍が前面に出て来た。
すでに、百数十人の死者が出ており、警察官による公然たる銃撃が行われている。さらに、国軍が出てきたとなると、犠牲者の数が大幅に増加することが予想されるが、どうか、そうならないでほしい。
国軍にしても、警察にしても、ミャンマー人民の子どもであり、兄弟のはずではないか。
どうか、国軍の皆さん、警察官の皆さん、お父さんやお母さん、兄弟たちに銃口を向けないでほしい。
「職務上仕方ない」ではなく、一人の人間として、そのような不道徳な行為は止めていただきたい。
ミャンマーの皆さん、国軍兵士や警察官を、自らの元に取り戻しましょう。『国民を裏切る上司の命令は聞くな。辞めて故郷に帰れ。』と、引きはがし作戦をやってみてはいかがでしょうか。
一部では、良心の呵責に堪えかねて国外へ脱出した警察官がいるとの報道もありました。間違いなく、彼らも苦しんでいるはずです。展望もなく暴力に走るのではなく、まず、身近で出来る引きはがしをしましょうよ。
皆さんが、これ以上、血を流すのを見たくはありません。胸が痛いのです。なぜか、無意識に涙が流れてくるのです。暴力以外の抵抗をしましょうよ。
そして、日本政府はいったい何をしているんですか。自分たちの都合の良いときには、「友好国」としてニコニコして前面に出て、人手が足りなくなるとミャンマーの人々にお願いして来日して働いてもらっているじゃありませんか。
もっと、見える形でミャンマー国軍に働きかけなさいよ!ことの緊急性を認識して、各国と連携して流血の事態を収束して下さいよ。
*********************************************************************************
ミャンマー、デモの死者138人に 14日は最多の約40人死亡
時事通信社、3/16(火) 4:26配信
【AFP=時事】(更新)ミャンマー各地で続く反クーデターデモで、国連(UN)は15日、参加者の死者が少なくとも138人となったことを明らかにした。14日には各地でデモ参加者40人前後が死亡し、2月1日のクーデター以降、1日の死者数が最多となっていた。
アントニオ・グテレス(Antonio Guterres)国連事務総長の報道官ステファン・ドゥジャリク(Stephane Dujarric)氏は、13日には18人が、14日には38人が死亡したとし、女性や子どもを含む「平和的な」デモ隊に対する弾圧を非難した。一方、人権監視団体「政治囚支援協会(AAPP)」は、14日の死者を少なくとも44人としている。
目撃者によると、軍事政権は15日もデモ隊に対し殺傷力のある武器を使用。同国中部各地で合わせて11人が射殺された。マグウェ(Magway)のアウンラン(Aunglan)で目撃者はAFPに対し、男性2人が胸や頭を撃たれて死亡し、さらに6人が負傷したと明らかにした。
ミャンマーではクーデター以降混乱が続いており、軍事政権が反クーデターデモへの弾圧を強めているにもかかわらず、民主体制の回復を求めるデモは連日続いている。【翻訳編集】 AFPBB News
*********************************************************************************
ミャンマーと言うより、ビルマに対しては、昔から、親近感を持っていました。
それは、『ビルマの竪琴』という映画のおかげでしょう。(行ったこともないのですから)
幼いころに見た、四方正夫さんが水島役をした映画、そして、のちに中井貴一さんが水島役をした映画、両方とも見ましたが、とても感動しました。
一方で、ビルマの皆さんには日本軍のせいでどれほど迷惑をかけたものか、との思いもありました。
そして、あのインコが呼びかける『おーい、みずしま、いっしょに、にっぽんへかえろう』と言う声といっしょに心深くに記憶されたのでしょう。
ミャンマーの皆さんも、国軍兵士や警察官に『故郷へ帰ろう』と呼び掛けてみて下さい。
あらためて祈ります。
ミャンマーに一日も早く平穏な日々が戻りますように。