江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

危機的台風被害が予想されているのに、何も手を打たない安倍内閣!!

日本のど真ん中に向かって、これまでにない超巨大台風19号が近づきつつある。

先日の千葉県を襲った台風15号から1ヶ月。

 

さぞや政府も緊張して対応を発表しているだろうと思い検索してみました。

政府広報 台風19号」で検索して出てきたのは、次の記事一つ。

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台風19号接近…「家を守る10のポイント」を内閣府が注意喚起ツイート

FNN,2019年10月9日 水曜 午後6:20

「今年最強」と言われる台風19が今週末の日本列島に接近し、関東地方に上陸するおそれがある。

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台風19は、9日午後3時現在、小笠原諸島の南の海上を北上中で、中心気圧は915hPa、最大瞬間風速75m/sで大型で猛烈な強さとなっている。 9日午後に気象庁が行った会見では、連休中は広い範囲で暴風・大雨・高波に警戒が必要で、早めの対策を訴えていた。

記憶に新しい9月の台風15号が上陸した際には、千葉県を中心に最大で90万軒以上にのぼる大規模停電が発生。 同県では3万4,000棟の住宅が被害を受け、ブルーシートで屋根を補修する家が数多くみられた。 その一部は今も修理が終わらぬままで、追い打ちをかけるように接近する台風19号を心配する声が上がっている。

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家を守る10か所の点検ポイント

今回、気象庁が台風が本州に接近する前の段階で会見を行ったことは極めて異例だったが、台風19号の接近を前に、様々な政府機関や自治体も事前の対策を呼びかけている。

こうした中、内閣府政府広報オンラインでも、ツイッターで台風が来る前の注意点や、住宅の点検箇所などを相次いで投稿した。 1万を超える「いいね」が付いていたが、風が強まる前の家の対策として点検すべきポイント10カ所は次の通り。

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出典:内閣府政府広報オンライン

・雨戸やシャッター(ちゃんと閉まるか点検補修を)

・窓(ひび割れやがたつきはないか)

・雨戸やシャッターのない窓(割れたガラス飛散防止のためにカーテンを閉めたり、窓に飛散防止フィルムを張る)

・雨どい(枯れ葉や砂がつまっていないか)

・屋根瓦やトタン(めくれたり壊れていないか)

・テレビアンテナ(錆びたりゆるんだりしてないか)

・物干し竿(飛ばされないよう下に降ろしておく)

・庭木(飛ばされたり、倒れないように固定する)

・植木鉢(強風で飛ばされそうなものは家の中へ)

・プロパンガス(固定されているか)

内閣府政府広報オンラインが、こういう投稿をするのは珍しいのではないだろうか? 遡ってみると、このアカウントで「台風○○号対策」のような個別の台風を対象にした投稿はほとんどなかった。 台風19号だけを取り上げて投稿したということは 、それだけ特別に気を付けなければならないということなのだろうか? 内閣府の担当者に聞いてみた。

台風に役立つ情報を投稿しました

――台風19号対策のツイートは、それだけ危険の度合いが高いとか、特別な意味があるのでは? いいえ、特にありません。

――今回の他に「台風○○号が発生しました」という記事はないようだが? このアカウントは、政府広報オンラインに掲載した「暮らしに役立つ情報」をツイートしています。 「台風○○号が発生しました」という形ではありませんが、台風シーズンを迎える8月にも同じ画像を投稿しています。 この時の反応がとても良かったこともあり、ちょうど台風19号が発生した時期に、台風に役にたつ情報なのでつぶやいたということです。

内閣府防災」というアカウントもある

内閣府政府広報オンラインが特定の「台風○○号」について投稿するのは確かに珍しいことのようだ。 ちなみに内閣府Twitterアカウントは13もあり、その一つ、内閣府防災は災害関連情報を専門に投稿。 もちろん台風19号だけではなく、大雨や地震、噴火などに関する情報を発信している。

――Twitterの「防災」と「政府広報オンライン」はまったく違う?内閣府防災」は違う部署です。 こちらの「政府広報オンライン」は、あくまでも「暮らしに役立つ情報」の記事の中からピックアップした情報をつぶやいています。 例えば先ほどつぶやいた白血病に関する記事は、今月10月が「骨髄バンク推進月間」にあたるのでピックアップしました。

――台風の防災情報はたくさん「いいね」が付いているが、これからは「台風○○号」と個別に投稿する可能性はある? そうですね。 もしかしたら、そうなるかもしれません。

今回「台風19号」という文言をつけて投稿したのに特別な意味はないそうだが、台風が接近する所では、台風15号と同じ程度の暴風が吹く恐れもあるという。 是非この投稿を参考に自宅の防災対策として早めの備えをして頂きたい。

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(記事中の青い太い文字はシカリさんが加工しました。)

 

政府広報で「家を守る10か所の点検ポイント」だけ?

 

災害対応は、初動は地方自治体が行うことと鼻をくくっているのでしょうか?アメリカなどでは、巨大ハリケーンが近づくと州政府が「非常事態」などを宣言し、ライフラインを守るための方策などを公表しますよね。

 

非常事態宣言は出来なくとも、政府として今回の事態(予想される)にどのように対応する考えであるのかを公表することは重要な責務だと思います。家を守るポイントをアドバイスしてくれるのも良いが、政府の仕事はそういうことではないだろう。

 

生活基盤が破壊され、通信網も寸断され、自治体そのものの機能が維持できるのかどうか危ぶまれる時に、「政府は、このようにバックアップします。このような体制を取っています。」と国民に公表し安心させることは大事だと思うのだが・・・。

 

まだ、何の対応も考えていないのだろうか。

 

新経産大臣の政治資金問題でパニックになっているのだろうか。ならないだろうね。質疑中に、他の大臣が大笑いしているシーンもあったしね。「どうせ、この場をしのげば一件落着」と踏んでいるんだろうね。

 

ひょっとしたら、気象庁の対応だけで十分と考えているんじゃないでしょうね。

 

再度、言います。

 

生活基盤、交通網、通信網、救急ネットワークすら崩壊する危険があるのに、何も考えていないのですか?

 

自己責任?

 

アベノミクスのおこぼれで喜んでいろって?(ワシ等には、何も届いていませんよ)

 

それにしても、10のポイントなどとピンボケした広報で喜ぶ日本人もめでたいよ。