江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

どーも胡散臭いノーベル平和賞









ノーベル賞の発表でにぎわう今日この頃ですが、どうも、ピンとこないのがノーベル平和賞







日本では、憲法9条関係で平和賞受賞を望む向きもあるようですが・・・、まあ、評価されるのは嬉しいのですが、それによって、日本の政治が良くなる見込みもないし、一体誰が受賞者になるんだよ、って感じで見ておりました。







平和賞、チュニジア市民は戸惑い 厳戒態勢で民主化遠く


朝日新聞デジタル 1011()2033分配信


 民主化を促したとしてチュニジアの「国民対話カルテット」へのノーベル平和賞授与が決まったことに、市民から戸惑いの声が上がっている。相次ぐテロや高い失業率など、目の前の現実は「民主化の成功」とはほど遠く、街に祝賀ムードはない。

 首都チュニスのハビブ・ブルギバ通り。2011年に23年続いたベンアリ独裁政権が倒れた「ジャスミン革命」のデモの中心地だ。しかし受賞決定から一夜明けた10日も、厳戒態勢が続いていた。

 車道は閉鎖され、遊歩道には多数の警察車両が止まる。通り沿いにある内務省へのテロを警戒しているためだ。同省は有刺鉄線や柵で囲まれている。

 5年間失業中というウィサーム・サギールさん(38)は「『国民対話カルテット』など知ったことではない。まるで絵空事を見せられているような気分だ」とぼやいた。

 イドリス・ベンモーメンさん(17)は「賞を受けるのは名誉だが、実際の生活は悲惨だ。政府は言うだけで何もしないし、民主化の実感はない」と話した。博士号を持つ友人もろくな仕事がない。勉強は無意味だと思って学校をやめたという。「欧州に移住したいが難しい。賞よりも、安全と食料がほしい」

 国際労働機関(ILO)によると、チュニジアの失業率は若年層で約40%に達する。多くの若者がイラクやシリアで過激派組織「イスラム国」(IS)に加わった。3月のバルドー博物館襲撃事件に続き、6月には北東部スースの高級ホテルが襲撃され、外国人観光客ら38人が殺された。8日にも、世俗派政党所属の国会議員への暗殺未遂事件が起きたばかりだ。(チュニス=山尾有紀恵)

■「西欧、長期的に関わって」

 ノーベル平和賞に選ばれたチュニジアの「国民対話カルテット」のうちの1団体「人権擁護連盟」のアブデッサタル・ベンムーサ代表(62)が10日、朝日新聞の単独取材に応じた。受賞理由となった同国の民主化について、「まだ進行中で終わっていない」と強調した。


最終更新:1011()2315






これまでも感じていたのですが、この平和賞って、実績で決めるというより、ノーベル財団の人たちが、「このような方向に行ってほしい」という願いを込めての受賞者決定のような気がするんですけど。(ある意味、特定の価値観で世界を誘導していると言われても仕方がないですね)





日本でも、昔、佐藤栄作とか言う人も受賞しましたよね。あの時も、「なんや、それ?」って思いましたが、実情を知っている、あるいは、その渦中にいる人々にとっては、いささか、ピント外れな残念な賞のような感じがしますよね。





一部では、お金で買われているという噂もありますしね。こんな、胡散臭い賞は廃止したほうが良いんじゃないの?他の賞の権威も傷つくじゃん。




今年も、日本人が二人も受賞しましたけど、あの方たちと佐藤栄作を同列に扱うのは、なんだか失礼なような気がしますね。化学や物理や医学などの分野で長年実績を積んだ皆さんが受賞されるのは、本当に嬉しいですね。まるで、我がことのように嬉しいことです。




こうした喜びが半減するような平和賞の在り方は、ぜひ、皆さんにも考えて、議論していただきたいと思った次第です。



<最後に一句>
   田舎者 身の丈知らず 吠えまくり





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