江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

あまりにも悲惨な現実・・・・










北朝鮮の田舎や、アフリカの話しではありません。日本で起きている現実なんです。こうした状況を「自己責任」と言う言葉で切って捨てられるでしょうか。









保護された姉妹、1カ月ぶり入浴 親子が月4万円で生活


朝日新聞デジタル 1010()518分配信


■子どもと貧困

 6畳ほどの面談室に、すえた臭いが広がった。

 2年前の9月。関東地方にあるDV被害者のシェルターの職員は、39歳の母親と7歳の長女、4歳の次女を迎えた。

 差し出したオレンジジュースを、姉妹は一気に飲み干した。白とピンクの長袖シャツはあかで灰色に変わり、頭にはシラミがいた。

 一家の手荷物は、ランドセルとポリ袋二つ。サイズの合わないシャツ、穴の開いた靴下や下着が、汚れたまま詰め込まれていた。
 風呂は約1カ月ぶりだという。翌日から一緒に入り、姉妹の髪をとかし、数百匹のシラミをつぶした。

 「お姉ちゃん、もうこれでいじめられなくなるね」。次女がそう言うのを何度も聞いた。

 いま、3人は母子生活支援施設で暮らし、自立を模索する。
 保護されるまでの暮らしぶりを、母親は振り返って語る。

 夫はトラック運転手や倉庫管理など10年で10回以上転職した。年収は200万円前後。家賃や光熱費以外は酒やたばこに消え、自分の事務職の給料などでやりくりしていた。

 9年前に長女が生まれてから、「頭が悪い」「ダメな女」などと毎日なじられた。洗濯物がたためない。ご飯を作りながら、子どもに気を配れない。酒が入ると、胸ぐらをつかまれ殴られた。後に分かることだが、母親には二つのことが同時にできない「広汎(こうはん)性発達障害」などがあった。

 6年前に次女が生まれた後、「能力不足」との理由で解雇された。次の職が見つからず、家計は悪化。夫の失業で約2年間は生活保護も受けたが、夫が再就職すると打ち切られた。夫は給料を家計に入れず、月約4万円で生活した。長女が小1になったころから電気、ガス、水道のどれかが止まるようになった。


最終更新:1010()1114







「自己責任」と言う言葉は、政治家にとって、とても都合のよい言葉です。なにせ、現実を無視できるのですから。




この言葉を好んで使っていたのが、安倍の応援団でヨットで遭難して、海上保安庁海上自衛隊に助けられ、「この国の国民で良かった」などとほざいていた辛坊とか言うキャスター。自己責任論者なら、救助を求めるな!無駄な税金を使いやがって!だいたい、盲目のヨットマンを利用し、太平洋横断を24時間テレビの日に帰れるようにスケジュールを組み、無理な航行をしたのがいけなかったのだろうが。美談を作りたかったのが、とんだ、結末になったという、間抜けな話でした。(シカリさん、何年前の話を持ち出しているんだよ。)




自己責任と言う言葉に過剰反応するシカリさんでした。




人の人生には、それこそ、数えきれないほどの糸が絡み合い、引っ張り合い、一日一日を形にしています。その要因の多くが、その人の努力だけでは如何ともしがたい事柄が多いのは、皆さんご承知の通り。





自己責任と言う言葉を投げつける心の裏には、「努力していないじゃん」という気持ちがあるわけで。でも、努力をする前に、ふるい落とされる人々も沢山いるんです。特に、体に障がいや病気を持っていると努力をしようにも出来ない。





結婚して幸せになるはずが、想定もしていない事態に巻き込まれる。子どもを育てるためと、パートを二つ三つ掛け持ちをして、努力しても努力しても這い上がれない。そんな生活をしている人々。




こんな国民が沢山いる現実を放置して、先進国だの、後進国の復興を支援するだの、GDP600兆円だの、何を絵空事を言っているんだよ。現実を見て政治はやってもらいたいね。



シカリさんが、くだらない愚痴をグダグダ書かなくても良いように、普通に、子どもたちが安心して生活できる国に戻ってほしいものです。そのためには、ワシらが戦わないとだめなんです。ぼーっとしていては、この国は変わらないばかりか、どんどん悪くなる。血も涙もない自民党公明党を許すな。





応援クリックしていただきますとありがたいです。よろしく~♪♪


              ↓


にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ離島情報へ