お二人の中学生のご冥福をお祈りします。
皆さんご存知の通り、日本は世界でも最も安全な国。殺人などの凶悪犯の発生率も低く、世界中の人があこがれる安全な国です。
ところが、とても理解できない殺人が増えているんじゃないかと思うんですが、皆さん、いかがでしょうか。
大阪・柏原の遺体、行方不明の同級生と判明
読売新聞 8月22日(土)19時45分配信
大阪府高槻市の駐車場で１３日夜、殺害された同府寝屋川市、中学１年・平田奈津美さん（１３）の遺体が見つかり、同級生・星野凌斗（りょうと）君（１２）が行方不明になっていた事件で、府警は２２日、同府柏原（かしわら）市内の竹林で２１日に見つかった遺体について、星野君と判明したと発表した。
２人は同じ頃に死亡したとみられ、府警は、平田さんに対する死体遺棄容疑で逮捕した寝屋川市の契約社員・山田浩二容疑者（４５）が、２人の死亡の経緯について知っているとみて詳しく調べる。
発表では、星野君の身元は、指紋から判明した。司法解剖の結果、１３日頃に死亡したと推定される。遺体は傷みが激しく、詳細な時間帯はわからなかったが、同日午後７時頃に死亡したとされる平田さんと同時期とみられる。
星野君の遺体は一部が白骨化。切り傷や打撲痕など外傷の有無はわからず、死因も不詳だった。服装は行方不明時と同じ黒のＴシャツ、７分丈のズボン姿だった。
府警は、死亡時期に加え、星野君の遺体が、平田さんの遺体と同様に、顔と手には粘着テープが巻かれ、靴を履いておらず、所持品もないという共通点に注目。２人は、１３日早朝に京阪電鉄・寝屋川市駅近くで、山田容疑者の軽ワゴン車に乗せられたとみられる。
これまでの調べでは、山田容疑者は容疑は否認しているが、平田さんを「名前を知らない女の子」としたうえで、車に連れ込んだことは認め、「同乗者の男が殴るなどして女の子は死んだ」と供述。星野君のことについては供述していないが、府警は、複数の防犯カメラ映像を確認した結果、同乗者の男についての説明は虚偽とみている。
最終更新:8月23日(日)1時35分
今回の犯行の特徴は、刺し傷が多く、顔を粘着テープでぐるぐる巻きにしているというところ。そして、指紋を残していない。
どのようなつながりがあり、どのような経緯で殺人に至ったのかわかりませんが、明らかに体力的に劣る子供を、何度も刺して殺し、顔を粘着テープでぐるぐる巻きにする。どんな心理状況だったのだろうか？理解できない。
昔の殺人の多くは、とてつもなく差し迫った状況に追い詰められ、逆上してその場にあった何かで殴り殺すとか、刺し殺すとかして、そのあとは、死んだかどうかを確認する余裕もなく逃げるというパターンだった。
でも、最近の殺人で感じるのは、そうではなく、殺した後も、比較的冷静に遺体に向き合っている。人の死を、恐れなくなっているのだろうか。それとも、感じることが出来ないのだろうか。
今回犠牲になった子供たちは、ちょうどシカリさんの孫と同じ年頃。孫が亡くなったりすることは想像もできないし、そんなことになったら・・・・。ご家族の悲しみは計り知れないでしょう。お悔やみを申し上げます。
ところで、都会の子供って、夜中に遊びまわるのが普通なんだろうか。確かに、色々冒険したい年頃ではある。しかし、家に帰らない子どもを、親は心配しないのだろうか。昔は、門限があって、それを過ぎて帰ろうものなら、親からキツイお叱りがあったものだ。
友達の家に泊まりに行くというケースもあります。そんなときには、親は相手の家に電話をして「すみません。うちの子がお世話になります」ってお礼を言って、安全確保を相手の家にお願いをするものだが・・・・。そんなことをしたような経過もないようだ。
最近の親って、子どもの安全に無関心なの？
こうした事件があると、地域の大人は声掛けをしないと。と地域全体の問題にされがちなところがある。もちろん、そうしたかかわりは大事でしょう。でも、最近は、下手をすると「このオッチャン、変なんです」って警察に通報される。限界がある。それが、知り合いの子どもなら、まだ、声をかけることも出来るだろうが、見ず知らずの子どもに声をかけるのは勇気がいる。
シカリさんも、この前、信号が赤の時にわたっている小学生に注意したら、逆に睨まれてしまったよ。親も、学校も、どんな教育しているんだろうか。親や先生がいるときだけはお利口で、目を外すとなんでもやってしまう。大人の生き方を見ているんだろうな～～。
地域のつながりがあり、どこの子どもにでも声掛けが出来た江戸の町がうらやましい。
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