五島市立岳小学校の閉校式
地域から、子供たちの声が消えます。
今日は、五島市立岳小学校の閉校式でした。
閉校記念式典、記念碑除幕式と続きました。
様々な閉校記念式典の締めくくりは、「閉校記念会」というものでした。
1、開会の言葉 教頭
2、ブルーハーモニー演奏(福江地区の高齢者によるバンド演奏)
3、岳小学校のあゆみ Ⅰ(スライドによるこれまでの卒業式写真上映)
4、エイサー(遊び庭:アシビナー) 全校児童9人による踊り
5、岳小ソーラン 全校児童9人による踊り
6、岳小学校のあゆみ Ⅱ(スライドによる各種行事写真上映)
8、閉会の言葉 教頭
エイサー
岳小ソーラン
山下良介君、岸上純也君による作詞作曲「僕らの場所」を歌う児童たち
岳小学校の沿革(抜粋)
明治 9年 9月 創立昭和21年 4月 児童数591人(校史上最大)
昭和22年 4月 三井楽町立岳小学校と改称
昭和57年10月 文部大臣表彰(体育研究)
平成13年 8月 大分県山国町(当時)小学生との交流開始
平成16年 8月 市町合併により五島市立岳小学校と改称
平成21年 3月 閉校(児童9人、職員数7人)
地域の人たちにとっては、とても辛いことでしょうね。
ここを卒業した人たちにとっても、記憶の場所がなくなることですから、どれほど辛いことでしょう。
なにより、現在の小学生達にとっては、寂しさだけでなく、これからについての不安もあることでしょう。
説明によると、3年前から閉校を見越して、三井楽小学校(岳小学校の子供たちが、この春から通学する学校です。)での交流学習を行っていたそうです。
これを聞いて少し安心しました。
これまでの先輩達も経験しなかった「閉校」に立ち会うこととなった子供たち。
新しい環境で、力強く生きてくださいね。
何があるかわからないこの社会、しなやかに、したたかに生きるんだ。
頑張れ~、岳っ子!