2008-01-13 朝 詩・物語 日々まごまご 五島市福江港の夜明け チョット、古いですけど詩をアップします。2000年12月17日作。 朝 夜明けの空から 急降下した冷気が 朝日がさしのべる ぬくもりと よどみ始めた頃 我が家の前を 子供らが賑やかに 登校している 私はというと 冷気に押し付けられ じっと布団の中で その賑わいに そば耳を立て かつての 我が家の賑わいに 想いをはせる かつての 賑わいの主である 妻は 安らかに寝息を 横たえ 朝のぬくもりを待つ 大きすぎる空間で 二人きりの 朝が繰り返される