江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

新年のご挨拶

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五島の初日の出(実は、天気予報で「元旦は雪」の予報が出ておりましたので、数日前に写したものです。)

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新年、明けましておめでとうございます。
本年が皆様にとりまして穏やかで、幸多き年となりますことを祈念申し上げます。

私が、このブログを開設いたしまして早半年を経過いたしました。
これも、ひとえに皆様の訪問と激励の賜物と感謝いたしております。
本年もこれまで同様多彩(ある意味方針のない)な記事をアップいたしてまいりますので、
皆様の更なるご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
  
ところで、昨年は「偽」と言う言葉で総括されました。これは、とても残念なことです。
私は、昨年、電子出版(eブックランド:著書名『二十一世紀の赤坊達よ』)を行いましたが、
その中において、この世紀への漠然たる不安と日本人をそこへ導いた明治期以降の日本人の
思考的混乱の要因を記述いたしました。
物質的豊かさを追求するあまり、古来の知恵を否定し、無秩序な人間社会を形成し、今や子供
や孫が安心して生活できる社会基盤がグラついております。

これからは、戦後第三世代が主流の社会です。
こうした人々の一部は、すでに親となり学校現場などで教師達に恐れられる存在となっていま
す。これは一つの例ですが、責任の所在と自らの社会的責務を理解できず、ただ、ひたすら要
求することに自らの優位性を見出そうとする世代特性を持っています。
このような人々は、偶然発生したのではなく、世代的共通性を持って日本社会が生み出したと
言っても過言ではありません。

そして、そうした社会は、他でもない私たち(50歳代以上の世代)が作ってきたものです。
これまでの記事の中で幾度となく書いてきたことではありますが、この現状は子孫にそのまま
引き継いで良いものではない、と思うものです。かと言って、私の力でこれからの社会のあり
方を規定できるものでもありません。
では、諦めるのか。それは出来ません。無力とは言え、このような社会をそのまま後世に漫然
と引き継ぐわけには行きません。
そこで、思いついたのが、このブログでの意見発表という方法でした。

そのような思いを込めてのブログですが、なにせ知識の浅い私のすること、お笑いに走ったり、
下世話な話に走ったり、ある時は転載記事を代弁者として誤魔化すこともあります。
このように極めて不安定なブログではありますが、昨年同様訪問くださいまして、ご指導ご鞭
撻を賜れればと念ずる次第です。

どうぞ、本年もよろしくお願い申し上げます。
                              平成20年元旦
                                                 シカリ拝