育ての親
昨夜、育ての親の夢を見た。
ワシの育ての親は、父親の姉。K伯母さん夫婦。
夢を見たといっても、顔は見せてくれなかった。
残念ながら、声だけ。
でも、不思議なことにK伯母さんの全体がイメージ出来たのである。
皆さんは、そんな経験がありませんか?
顔を見せてくれたのは、従兄弟のH兄さん、T兄さん、M姉さんとその子。
縁側で薄いカーテンがなびく様子が見える部屋で、他愛もないやり取りをしていた。
その要所、要所で、K伯母さんの声が入る。
やがて、目が覚めた。
4時過ぎだ。
まだ、少し眠る時間がある。(あ、もうガマちゃんは、起きる時間だよ。)
久しぶりのK伯母さんの声に、とても心が満たされた思いだ。
なぜ、今日、夢を見せてくれたのだろうか?
不幸者のワシに、なぜ、心を満たしてくれるような夢を見せてくれたのだろうか。
人と人のつながりは、なんと表現してよいのか。
相手の思いを測ることは難しい。
しかし、ワシにとっては、有難いことばかりであった。
おそらく、ワシは途轍もなく鈍くて、他者がいやな思いをしていても気づかない、
そういう欠点を持っているのかもしれない。
ワシが、気づくのは、自分が「有難い」と思う場合が多い。
そうした人生の中で、どれほど、多くの人を傷つけてきたのだろうか。
K伯母さんについて言うなら、明らかに裏切るような行為をしてきた。
しかも、生前はなにも恩返しをすることが出来なかった。
にもかかわらず、心安らぐ夢を見せてくれる。
夢の中でも、ワシを責めることは無い。
今となっては、その恩に感謝するしかない。
そういえば、来週は従兄弟のT兄さんの奥さんの命日だ。
仏壇に手を合わせることは出来ないが、遠くから、冥福を祈りたい。
=頂いた画像です。雲ですよ=
注)この時点で、皆さんは幾つ疑問を抱いたでしょうか?
なぜ、育ての親なのか?
産みの親は、どうなったのか?
なぜ、不幸者なのか?
(残念ながら、現時点では公表できませんので、ご容赦下さい。聞きたい?フフフフ。。)