シカリさんは、ハリネズミのように生きたい。
五島地方、今日は、曇り空でスタートです。
さらには、改憲勢力で三分の二をも獲得している。
ウクライナ問題があり、安倍銃撃事件があり、怯え、混乱し、何かにすがろうと選択したのが、「戦争に踏み出す国造り」だったのだろう。
これで、何らかの形の憲法改悪が行われるのは、ほぼ確定してしまった。
改憲勢力とは言え、どの部分をどのように改正しようとするのかについては、意見のまとまりは見られない。
しかし、自民党の圧倒的力で、勢いで引きずられていくのは目に見えている。
自民党の手法は、綺麗な言葉で説明し、言葉を奪うほどの力のある条文改正だ。
今後、三年間は国政選挙は行われない。
その次の選挙でどのような結果になるともわからない。
だとすると自民党としては、思い切った変革を進めるだろう。
合言葉は、『安倍さんの遺志を無駄にするな』だろう。
臆病者のシカリさんは、ハリネズミのように生きたいと思っています。
攻撃せず、ただ、じっと、自分のテリトリーでおとなしく生きていたい。
自分と家族と、たまに、数少ない友達と、穏やかに生きていきたい。
決してオオカミにはなれない。
ただ、じっと、ハリネズミのように生きたい。
ところで、安倍元首相の銃撃を聞いたときに、シカリさんが最初に思い浮かべたのが、京都アニメ放火殺人事件。
犯人のそれまでの複雑な思いを殺人と言う形で昇華させようという歪んだ思い込み。
人間は弱いし、真正面を向いて生きていられない時もある。
そんな時、横から『おい、どうしたんだ』と声をかけてくれる人がいれば、思い違いをしなくて済むかもしれない。
でも、孤立し、ふさぎ込んだ人間は、その繋がりの切断から始めてしまう。
なぜか。
繋がり続けることで、もっと、自分が惨めなように見えてしまうから。
比較されたくない、比較したくない。
人間の弱い心は、閉じこもることで自分の心の平安を守ろうとする。
このことは、敵が武装したらこちらも武装していつでも戦えるようにすれば平和を守れる、と言う幻想と同じだ。
以前も、このブログにも書いたことがあるが、南アフリカの黒人初代大統領となられたネルソン・マンデラの言葉に『ウブントゥ』と言う言葉がある。
意味は、『他人があるから自分がある』ということ。
時には、うざったい人と人の繋がり。
でも、それが切れてしまうと生きていけない。
でも、今、日本では、断ち切る方向へと流れが始まった。
残念だ。
さらに、こうした理不尽な事件が一定間隔で発生する事態は、この日本の中で、鬱々として生きざるを得ない人々の分厚い層が出来ているということだろう。
そのことを解消しようという有力な動きも見られない。
重ねて残念だ。
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
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花言葉:つつましい愛、信じる愛
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