KDDI通信障害による「一般利用者」への補償なんて、あるわけない。
皆さん、お元気でしょうか。
五島地方、今日は、曇り空でスタートしたのですが、今は、雨が降り出しています。
本日、日刊ゲンダイは次のような記事を配信しました。
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KDDI通信障害「補償額」どれだけ巨額に? 一般利用者には400円分のポイント付与か
7/4(月) 14:00配信
長時間の「圏外」が列島直撃だ──。通信大手KDDI(au)で2日未明に発生した大規模な通信障害は、3日、復旧作業が終了した。
障害発生から40時間が経過。主力サービス「au LTE」の約款には「通信サービスが全く利用できない状態が24時間以上連続したときに限り、損害を賠償します」という規約がある。3日の会見でKDDIの高橋誠社長は「補償については障害の内容をもう少し見た上で検討していく」と答えている。どんな補償になりそうなのか。経済ジャーナリストの井上学氏が言う。
「一般利用者には通信障害により携帯が使えなかった期間に対して補償することになるでしょう。月額使用料を日割り計算し、さらに詫び賃100円分程度を上乗せして、ポイント付与する方法が考えられます。ポイントにすれば、顧客をつなぎ留める効果もありますからね」
MM総研の調査によれば、昨年12月時点で携帯電話の月額利用料金(端末代除く)の平均は4617円という。1日あたり150円、2日で300円、詫び賃100円を加えれば最大400円になる計算だ。今回は全国で最大3915万回線でつながりにくくなった。個人の補償は約157億円に上る可能性がある。
加えて、法人向けの補償がある。今回の障害は、JAL、JR東日本、ヤマトHD、トヨタ自動車、大垣共立銀行、気象庁、楽天モバイルなどの企業でも影響が出ている。
■補償額はKDDI自らが負担
「法人向けには損害に応じて、個別に交渉することになるでしょう。KDDIは自前でシステムを構築しており、補償額は自ら負担せざるを得ない。加えて、他社に機種変更されたり、今後の新規契約でも苦戦が予想されます」(井上学氏)
個人と法人を合わせて補償額は200億円近くに膨らむ可能性がある。信用失墜も含め、KDDIが受けた損害は計り知れない。
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この記事によると、一般利用者への補償額の目安は「400円」とのことですが、話しは、そんなに甘くはない。(大した額でもないし、誰も期待しないか・・・)
補償される条件は、「24時間以上連続で利用できない」状態が続いたときの話し。
シカリさんは、キッチリ観察していました。
利用制限をかけながらも、12時間おきに1時間程度の利用可能状態を作っておりましたよ。
KDDIさん、まめですね~~。
通信状態の完全復旧より、補償額を減らす努力に全力を挙げていたんですね。^^;
ところで、今回の件で、ふと思ったんです。
総務大臣が「重大事故」と大騒ぎをしていたけど、まあ、そりゃあそうですけど、「国の仕事は何?」って考えた時に、これだけの社会インフラが利用できなくなった時に、一時的にも代替的に利用できるシステムを作るのが国の仕事じゃないの?ってこと。
素人ながら、こんなこと考えましたよ。
例えば、通信他社の通信枠を振り分けて、利用者(国民)が困らないようなシステムを作るのは、国の仕事じゃないの?
こんな脆弱なインフラを放置して防衛費だけドンドン増やそうというのは、如何に、自公政権の言うことがデタラメかわかりますよね。
彼らが欲しいのは、お金。
防衛産業とアメリカへの貢ぎのためのお金。
国や国民を守る気があるのなら、こんな脆弱な社会インフラを放置したままにはしないですよ。
それだけではない。
熱海の土石流にしても、カズワンにしても、全て、行政の『お目こぼし』が原因。
現在の日本は、ある意味、『統治されていない国』と言えるのではないでしょうか。
普通の国にするためにも、皆さん、今度の選挙、投票に行きましょうね。
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
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<7月4日の誕生花>
花言葉:自然への愛、崇高、持続性
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