皆さん、おはようございます。
五島地方、今日も曇り空でスタートです。
クリスマスと言えば、子どもたちにとっては嬉しい一大イベント。
あるいは、若い人たちにとってはデートに誘う絶好の機会。
一方では、日本のあらゆるイベントが企業とマスコミで作られてきたという側面もあり、評価も様々ですよね。
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「クリスマス粉砕!」渋谷でデモ行進、「クリボッチも多様性」 周囲は笑顔
産経新聞、12/25(月) 10:33
異性にモテないと称する人々が24日、JR渋谷駅周辺で「クリスマス粉砕デモ」を行った。趣旨はあくまでも愛し合うカップルの存在の否定ではなく、高額のプレゼントを贈るなどクリスマスを巡る商業主義に警鐘を鳴らすためという。参加者は「クリボッチ(=クリスマスに独りぼっち)も多様性のひとつだ」「これが日本の言論の自由だ!」とメガホンで叫んだが、道行く人はどこか楽しげに見つめていた。
「革命的非モテ同盟」という団体が主催した。平成18年以降、同様のデモをクリスマスやバレンタインデーに合わせて実施しているという。
この日、警備する警察官に導かれながら約15人の男女が発足当初から使用する「クリスマス粉砕!」と書いた黄色の旗を掲げ、渋谷のスクランブル交差点などを練り歩いた。行きかうカップルにとってかけがえのない時間を否定されかねない主張だが、デモに対する目線は概して温かい。飛び入りで参加する若者やデモ通過後に「クリスマスふんさーい♪」と口ずさむ通行人もいた。
デモの参加者には昨今の風潮に違和感を覚えている人が少なくないという。初期から参加するという東京都葛飾区の男性会社員(37)は「カップルの存在は否定しないし、恋愛に反対もしない。だが、クリスマスはカップルがいちゃつくものだと押し付ける風潮はどうなのか」と疑問視する。さいたま市の50代の派遣社員女性も「日本はバブル期以降、クリスマスはカップルがデートしてプレゼントを贈り合う記念日とされてきたが、本来のキリスト教の趣旨は違うのではないか」と訴える。
一方、初めて参加したという若い女性は「クリスマスは誰かと一緒に過ごすような楽しい思い出はなかった。見知らぬ人たちだけど、一緒に大声をあげられたのは良かった」と楽しげだった。
30分ほどのデモを終えた一行は「今年もクリスマスを粉砕したぞー」とみんなで万歳。年季の入った黄色の旗を折り目をつけて大切そうにたたむと、それぞれの帰路に就いていった。 (奥原慎平)
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記事の後半にある女性の一言が良いですね~。
「クリスマスは誰かと一緒に過ごすような楽しい思い出はなかった。見知らぬ人たちだけど、一緒に大声をあげられたのは良かった」
これですよ、デモの楽しさ。
煽られたイベントで盛り上がるのも良いけど、規模は小さくても、自分たちの意志で集まり、自分たちの考えを声にし、ともに歩く。
クリスマス賛成、反対、色々あるでしょうが、こうして意思表示が出来ることは良いことです。
最後に、もう一度言いますけど、日本のイベントのほとんどが『消費拡大』のために企業・マスコミが作り出したもの。理念も心もない時間なんです。(ただ、すでに定着していて、プレゼントを貰い笑顔になる子どもたちを想像すると・・・。^^;)
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。
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<12月26日の誕生花>
花言葉:「私の不安を和らげて」「慰め」「中傷」
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