江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

ジャニーズ被害者へのスマイルアップ社の態度は、『救済してやる』と言う上から目線を感じてしまう。

 

 

皆さん、おはようございます。

 

 

五島地方、今日も晴れ空でスタートです。

 

 

 

 

 

 

ジャニーズ被害者への補償に向けた具体的動きが報道されましたね。

 

 

プライバシーの関係でほとんど内容が分かりませんが、どうしても強い違和感が残ります。

 

 

***************************************

2023/11/22

補償内容のご連絡の開始について

 被害者救済委員会より本日、被害者救済委員会から性被害に関する事実確認等が終了した皆さまへ、補償内容のご連絡を開始した旨の連絡を受けましたので、お知らせします。

 本日、被害者救済委員会より補償内容をご連絡する方は35名とのことですが、その氏名や具体的な補償内容等につきましては、プライバシーに関わることから、公表を差し控えさせていただきます。

 弊社は、本年8月29日付けの「外部専門家による再発防止特別チーム」からのご提言に従い、9月13日付けで、これまでに弊社との間で助言等の依頼関係を有しない、いずれも元裁判官の経歴をお持ちの弁護士3名によって組成される「被害者救済委員会」を設置いたしました。

 被害者救済委員会は、受付窓口を通じて寄せられた申告と被害申告をされた方からの直接の聞き取りを通じて、被害者各人の具体的な被害内容やその後の生活への影響などを確認した上で、被害の程度・被害の凄惨さと被害者に生じた様々な生活上の支障や後遺症などの個別具体的な事情を踏まえて、補償金額を提示します。

 被害者救済委員会の運営・判断は、完全に弊社からの独立性を維持した形で行われております。弊社は、被害者救済委員会のご判断に全面的に従うこととしており、被害者救済委員会からご連絡を受けられた方へ、その内容について合意の上で、速やかに補償金の支払いを行ってまいります。

 なお、被害者救済委員会によると、11月20日時点で受付窓口に性被害に関する補償についてご連絡があった方は834名で、現在、被害者救済委員会にて順次、個別に聞き取り等が進められていると伺っております。今後、聞き取り等を終えられた方には、今後、順次補償金額の提示のご連絡がされることとなります。

 このような金銭による被害補償だけでなく、弊社では、外部専門家によって監修され、心療内科医・公認心理師による「心のケア相談室」をご用意しております。完全にプライバシーに配慮した形で、ご相談者中心の心のケアを行えるよう万全の配慮がなされております。ご相談を希望される方は、相談窓口よりお申し込みください。

 被害を受けた方々へのお詫びと被害救済にはこれからも長い道のりが待ち構える中、弊社は今後も定期的に被害補償や再発防止策の進捗状況等をご報告し、皆さまのご理解を得る努力を全社一丸となって続けてまいります。

以上

2023年11月22日
株式会社SMILE-UP.

**************************

 

**********************

旧ジャニーズが性被害35人に補償額を提示、今月中に支払いを開始へ834人が救済委に連絡

読売新聞、2023/11/23 01:46

 

 ジャニー喜多川氏による性加害問題で、「SMILE―UP.」(スマイルアップ、旧ジャニーズ事務所)は22日、同社が設置した被害者救済委員会が、被害の事実確認を終えた35人に補償内容の連絡を始めたと、公式サイトで発表した。同委の受付窓口には、20日時点で834人から補償について連絡があり、聞き取りや確認を進めているという。

 

 同社は、被害者から補償内容について合意を得られ次第、支払いを行うとしている。補償金額は、被害の程度やそれにより生じた生活上の支障、後遺症などの状況を踏まえながら、算定しているというが、個別の補償内容はプライバシーを理由に公表していない。

 読売新聞の取材に対しスマイルアップは23日、補償金額について合意が得られた被害者に対し「11月中に支払いを開始する」と説明した。金額で折り合わなかった場合、「連絡窓口を紹介し、対話をさせていただく」と回答した。

 

 元所属タレントらでつくる「ジャニーズ性加害問題当事者の会」は同社に対し、被害認定や補償の基準を公表するよう求めている。同社は「被害者救済委員会からは、個々の補償金額をどのように算定したのかを公表する予定はないと聞いている」とする一方、同社が支払う被害補償の総額などについては「今後、適切な方法での公表を検討する」としている。

 

 当事者の会の平本淳也代表は、「補償に向けた手続きが進んでいることは評価するが、『在籍確認ができず、救済の対象外とされた』との相談も受けている。被害者は差別なく救済されるべきだ」と語った。

 

 元裁判官の弁護士3人による被害者救済委員会は9月13日付で設置され、窓口に寄せられた情報に基づいて、申告者への聞き取りを実施。同社は「今後も定期的に被害補償や再発防止策の進捗状況等を報告する」としている。

 

*********************************

 

 

被害者救済委員会の構成が不明ですね。

 

 

これまでジャニーズと関係のない弁護士三人(裁判官経験者)というだけで、さっぱりわからない。

 

 

ジャニーズとは関係が無くても、テレ朝との関係があったような弁護士の場合はどうでしょうか?

 

 

聞き取りの形態も分からない。

 

 

三人の弁護士に囲まれて被害者一人で聴取を受けるのでしょうか。もちろん、本人が「知られたくない」との気持ちを持っておられる人が多いでしょう。

 

 

でも、中には、「知られても良いけど、一人では不安」と言う人もいるでしょう。そうした場合に被害者の弁護士(あるいは当事者の会の関係者)とか同席を認めているのでしょうか。

 

 

何も基準を公表せず、聞き取りの実態も明らかにせず、一方的に「35名の方に補償額を提示します」では横着すぎますよ。

 

 

聴取が終わり認められなかった方が何人いるのかも公表すべきでしょう。当事者の会のコメントでは「被害者と認められない人がいる」ということですから、ジャニーズとして公表の義務があると思います。

 

 

こうした全てを極秘裏に進めるやり方は、完全に「救済してやる」という上から目線で、被害者同志、被害者と支援者を断絶して事態を有利に進めようとする卑怯な方法に見えて仕方がない。

 

 

この会社の姿勢は、『デビューさせてやる』という釣り文句で子どもたちを分断し、好き勝手にやっていたジャニー喜多川の姿勢をそのまま受け継いでいると思うのだが、マスコミの皆さんは、感じないのでしょうか?

 

 

それと、もう一つ、これは『実行犯一人、補助犯複数名・複数社』による共犯だということを忘れてもらってはいけない。実行犯は自らの性欲のため、一部のタレントは保身のため、ジャニー喜多川の身内や役職員は保身と金銭欲のため、テレビ局などは金銭欲のために『継続的に犯罪が起こされ、隠蔽され』てきた異常な犯罪だと言うことを!

 

 

こうした位置づけをしっかり持っているなら、「スマイルアップ」とか名づけたり、他人事のようなコメントを発表したりは出来ないはず。恥を知りなさい!

 

 

 

 

 

 

今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。

 

 

今日一日が、皆様にとりまして、素晴らしい一日となりますようお祈りいたします。

 

 

ブログ投稿数 2399本目

ブログ投稿日数 2335日(連続投稿日数 1日)

***************

<11月25日の誕生花>

ネリネ

花言葉「また会う日を楽しみに」「忍耐」「箱入り娘」

<画像は、ネットからお借りしています>