辺野古だけではない住民無視の「官」の暴走!!
長崎大がBSL4起工式 学長「安全対策に取り組む」 反対派住民ら抗議も
長崎新聞、1/27(日) 10:58配信
長崎大が28日に着工予定の感染症研究施設「バイオセーフティーレベル(BSL)4」の起工式が26日、長崎市の坂本キャンパスであり、関係者が工事の安全を祈願した。
BSL4は、エボラ出血熱など致死率が高かったり治療法がなかったりする感染症の病原体を扱う。地上5階建て(高さ約43メートル)で、建築面積は1278平方メートル。建設費は約75億5千万円。2021年度に完成予定で、2022年度以降、段階的な稼働を経て本格稼働を目指す。
起工式には長崎大や建設業者、長崎県、長崎市の関係者、周辺住民ら約60人が出席。神事を執り行った後、河野茂学長は「施設へのさまざまな意見に耳を傾けながら、地域の皆さんに理解していただけるよう、安全対策に取り組みたい」とあいさつした。
一方、起工式前には坂本キャンパス出入り口付近で、安全面などを理由に建設に反対する周辺住民ら約50人が、プラカードを掲げ「住宅密集地にBSL4はいらない」「裁判で住民と争ってまでつくるな」などと訴えた。
近隣の町内会はすべて反対しているんですよ。(中には理解を示す人もいますけど)
にもかかわらず、「病原菌は外には漏れません」「安全について理解していただくように努めます」などと言い張り、ついに、起工式を強行してしまった。
当ブログを訪問して下さっている皆さんにとって、「それ、何?」という疑問もあるかと思いますので、参考までに。
ニュースワード「BSL4施設」
時事通信社、2018/11/15(木) 20:03配信
BSL4施設 最も危険度の高い病原体を扱うため、殺菌した上での排水や高性能フィルターを通した排気などにより、外部にウイルスが漏れないように管理した施設。バイオセーフティーレベル(BSL)は1~4に分類され、最も基準が厳しい4の施設はエボラ出血熱やラッサ熱などの病原体を扱うことができる。厚生労働省によると、2017年12月時点で24カ国に59施設以上がある。国内は国立感染症研究所村山庁舎(東京)の1カ所のみ。長崎大も設置を検討している。
長崎の人たちは、この施設の必要性は認めているのですが、建設地が市街地のど真ん中と言う点で反対しているのです。
「漏れません」と言われても、「絶対安全」と言われていた原発ですら、あのざまですからね~。
ちなみに、どのような所なのか、グーグルアースでご覧ください。
世界でもあちこちにこの施設は作られていますけど、とてもつもなく大きな公園の中とか、島など、その多くが人里離れた所なんです。
さらに、このBSL-4研究施設建設事業は国のテロ対策として行われるもの。
皆さん、考えてくださいな。
テロが考えられる地域って、どこでしょうかね~。
普通、大都市圏でしょう。
とするならば、大都市圏の近くで人家のない所に作るのが本当じゃないですか?
厚労省でのデタラメにも見れるように、日本の「官」は、完全に国民を見下し、バカにしている。
ちなみに、この場所は原爆投下地点のすぐ近くなんです。なんという皮肉なんでしょう。