江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

原発廃炉費用は、ぜ~~~んぶ国民負担で、よろしく!






この手の愚痴ばかりで、読んでくださる皆さんもウンザリでしょうね~。書く方もウンザリです。



でも、このウンザリな状況が現実なんですから、哀れな国民です、ワシらは・・・・。





<自主廃炉費用>新電力負担、経産省方針 老朽化進み拡大も


毎日新聞 1025()630分配信


 原発廃炉費用を電力小売りに新規参入した新電力にも求める問題で、経済産業省が、原発事故以外で大手電力が自主的に廃炉を決めた原発廃炉費用の一部を新電力に負担させる方針であることが24日、分かった。稼働中や再稼働を目指す原発に限り、大手電力がこれまで通り電気料金から費用を回収する。全国で老朽化している原発が増え、今後も廃炉は増える見通しで、新電力に求める負担は膨らむ可能性が高い。
 新電力に負担を求めるのは、東日本大震災後の原子力規制委員会の新規制基準導入後、大手電力が自主的に廃炉を決めた原発で、現在は▽関西電力美浜1、2号機(福井県)▽日本原電敦賀1号機(同)▽九州電力玄海1号機(佐賀県)▽中国電力島根1号機▽四国電力伊方1号機(愛媛県)--の6基。ただ、全国の原発で老朽化が進み、今後も自主的に廃炉を決める原発は増える見通しだ。
 稼働中の原発や、廃炉にせず再稼働を目指す原発に限り、電力会社が責任をもって電気料金から回収する現行制度を維持し、新電力の負担は求めない方針。だが、老朽化して廃炉が決まった後は、新電力にも負担を求める。
 現在は大手電力に、廃炉に必要な費用を積み立てる「解体引当金」が義務付けられており、大手電力は電気料金に上乗せして回収している。しかし、2020年をめどに電気料金が完全自由化されると、経産省は「廃炉費用の不足分を回収できなくなる恐れがある」と懸念。確実に回収する手段として、20年以降は新電力にも負担させることが必要と判断した。
 新電力には、解体引当金の不足分や、原発の建設や設備投資にかかった費用を後年に分けて計上する「減価償却費」を、新電力が大手電力の送電網を利用する時に払う託送料金に上乗せして負担させる。上乗せ分は新電力の電気料金に転嫁される可能性が高い。
 経産省は当初、再稼働する原発も含め新電力の負担を求める方向で検討したが、世論の反発もあり、稼働中や稼働を目指す原発については新電力の負担を回避することにしたとみられる。【川口雅浩、宮川裕章】

最終更新:1025()831


 
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「な~~~んだ、自主的に廃炉を決めた原発の分だけじゃん。」なんて、誰も思いませんよね。



クリーンエネルギー、最もコストの低い電力、なんてことで全国のへき地に作られた原発



これまで、電力会社の関係者(株主を含めて)は、良い思いをしてきたでしょうね~。




で、事業を閉める時には、他人頼み。「新エネルギーも大手電力の送電網を使うのだから負担してもらうよ」とのことですが、その分は、使用料として支払う予定。それ以外に、原発分まで上乗せするなんて、どーーーいうこと?新電力の電気代が高くなるわけで、新電力にとっては営業妨害じゃん。




で、国民にとっては、どちらが選択されても、国民負担。『国費で賄います』とか言っても、それも税金、つまり、国民負担。あ~~~あ。




これまで電力会社で利益を上げ、たんまり溜め込んでいる人たちから吐き出させることはしないのかよ。あったまくる~~!!




この国は、ガリガリ亡者だけのために動く、見苦しい国だね。こんな国を変えてくれる政党は、ないのかね。政治家の皆さん、すこ~~~しは、国民のことを考えてよ。





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