江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

これが本当なら政治とか不要ってこと?【幸福度を決める特定遺伝子】










このような研究結果を喜んでよろしいものやら、悲しむべきことやら・・・・。







幸福は気分の一つ…ではなくDNAの作用? 研究


AFP=時事 118()1028分配信


AFP=時事】幸福は気分の一つ──そのような考え方もあるようだが、幸福はむしろ、遺伝子の作用である可能性があるとする研究論文がこのほど、専門誌「Journal of Happiness Studies」に発表された。研究によると、ある特定の遺伝子変異を持つ人が多い国では「幸福である」と答える人の数が増えることがわかったという。 
 国単位の幸福度は、富や国の安定度、罹患(りかん)率よりも、この変異遺伝子との関連性が強かった。ナイジェリア人がドイツ人よりも幸福度が高いことなどの理由は、これで説明できるようになるかもしれない。
 研究の共著者でブルガリアのバルナ経営大学(Varna University of Management)のミハイル・ミンコフ(Michael Minkov)氏はAFPに「幸福やリラックスした状態、そして機嫌の良さは、国の繁栄や安全の度合いによって決まるわけではない」と語る。そして「実際のところ、幸福と安全は逆相関の関係にあるようだ。南米(大陸)北部とサハラ以南のアフリカは世界では殺人や強盗事件の発生率が高いが、この地域の人々こそ最も幸福でリラックスしている」と述べた。

 論文は、国レベルでの遺伝子と幸福度の関連性を示した初めての研究としている。
 ミンコフ氏と香港理工大学(Hong Kong Polytechnic University)のマイケル・ハリス・ボンド(Michael Harris Bond)氏は、「幸せ指数」の経年変化を追った「ワールド・バリュー・サーベイWVS)」のデータを参照した。WVSは、「とても幸せ」「どちらかといえば幸せ」「あまり幸せでない」「まったく幸せでない」の選択肢から回答者が自己評価を選ぶという調査だ。

 研究では、感覚的な快楽を増幅し、鎮痛を助ける作用があるとされる神経伝達物質「アナンダミド」の制御に関係する特定の遺伝子変異の民族あたりの保有の割合をWVSの調査結果と対照した。

 結果、幸福度が最も高いメキシコでこの遺伝子変異の保有の割合が最も高いとみられることが分かった。同じく、ガーナとナイジェリア、コロンビアとベネズエラエクアドルでも、同様の傾向にあったという。一方、保有の割合が低かったヨルダン、香港、中国、タイ、台湾では、「とても幸せ」と回答する人の割合が最も低かった。
 赤道沿いや熱帯地域での遺伝子変異の保有割合が高かったことについて、ミンコフ氏は、進化がひとつの説明になるかもしれないと述べる。「これらの高ストレスな環境では、それに対処するための遺伝子が必要」だった可能性があるというのだ。極寒の環境にある北欧などでも同様に説明できるかもしれないが、研究チームは、遺伝子だけですべてを説明できるわけではないことを付け加えている。

 ロシアやエストニアなどは、遺伝子変異の保有率が高いにもかかわらず、幸福度では低い結果となっている。これについて研究チームは「東欧が直面している政治的および経済的困難が関係しているのかもしれない」と述べている。【翻訳編集】 AFPBB News


最終更新:118()1828






国民の幸福度を上げるために存在するのが政治と言うシステムと思うのだが、研究結果が正しいのであれば、各国で政治家がジタバタして幸福度をあげようと努力することは無駄ってこと?




政治というシステムが無くなれば、税金も払わなくていいし、思い通りにいかないことでストレスを感じなくていいし・・・・なんてことでは、すまないと思うんだけど。




しかし、面白い視点を与えてくれる研究ではあると思いますね。幸福を求めて日々、追い立てられるように努力することを強迫観念のように持っている日本人にとっては、少しリラックスさせてくれる内容ではありますね。




「はあ~~~、努力しなくても幸せになれるんだ」って、一時思うだけでも効果的かもね。




政治に期待しなくても幸せになれるってことは、政治家に騙されなくても良いわけですから、ある意味、解放感を味わえていいかもね。





ただ、ひねくれ者・シカリさんは、ここでも素直に喜びませんよ。




この研究者さんは、「幸福と安全は逆相関の関係にあるようだ」とおっしゃっていますけど、安全が確保されていない状態で幸福感を味わえるのって、クスリでハイな状態になっているのと同じじゃねえの?





な~~~んて、ひねくれて受け止めるのです。しかも、ロシアとエストニアについて、研究結果と相反することについては、なんか、別の理屈を持ち出しているし。





去年8月だったか、セロトニン運搬遺伝子の形によって、楽観的になったり悲観的になるという研究結果も報告されているんですよね。その型は3種類(LL型、SS型、SL型)あって、生活していく過程で、その型が変わることもあるというおまけ付き。





研究者さんって成果を急ぐあまり、根拠の薄いことをドラマティックに宣伝したがるけど、小保方ちゃんに騙されたシカリさんは、用心深いのですよ~。





どこの国も同じなのでしょうか。凄い成果をあげないと研究費をもらえないとか、切羽詰まった事情でもあるんでしょうかね~。




仮に、研究成果が正しいことだとしても、その成果が社会に及ぼす影響と言うものも別の問題としてあるわけで、そうしたことを総合的検証もされないまま、成果のみ大々的に発表するのは、如何なものですかね。科学者の皆さん、科学は人間の幸福を満たすツールであって、皆さんの立身出世の道具じゃないんですよ。




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