安保法制を整備し、日本が付いて行こうとする「アメリカの正義」。
その実態は、とんでもない殺人鬼の姿が隠されていたのです。
「米の無人機攻撃で殺害 約9割が別人の時期も」報道
NHK:10月17日 13時39分
アメリカのオバマ政権が対テロ作戦で行っている無人機攻撃について、アメリカのメディアが、軍内部の機密報告書とされる文書を公開し、アフガニスタンでは標的として殺害された人の9割近くが別人だった時期があったなどと指摘して、議論を呼んでいます。
文書では、アメリカが2011年から2013年の間に、アフガニスタンとイエメン、それにソマリアで実施した無人機攻撃について、どのように標的を選び攻撃したかが詳細に記されています。
こ れらの文書を基に、「インターセプト」は、攻撃の標的は主に通信傍受に頼った情報で選ばれていたとしたうえで、アフガニスタンで2012年の5月から9月までに殺害された人の9割近くが標的以外の別人だったとしています。
また、誰か分からないまま殺害したあとに、その人物がテロリストではないと分かっても、軍の内部では敵として報告していたとしています。
無人機攻撃は、オバマ政権下の対テロ作戦で急増する一方、これまでも誤爆がたびたび問題となってきました。今回の報道について、国防総省は「コメントしない」としていますが、大手メディアは内幕を暴露した記事として伝えており、議論を呼んでいます。
標的の先にどんな生活があるのか、どんな家族が生活しているのか、そんなことは関係なく、ただただ、殺人が繰り広げられていたのです。
シカリさんは、どちらの介入も支持しません。これまでも書いてきたように、外国勢力による介入は、問題を複雑にしているからです。もちろん、混沌が激化して、一般人が虐殺されるような状況の場合には、国連での決定を経て、「国連軍」として介入する事態は考えられると思っています。(国連軍と言いながら、各国の軍が独自で行動することはシカリさんの想定には入っていません)
いずれにしても、アメリカの空爆がいかに一般人の命を奪ってきたか、明らかになったわけです。(これまでも言われてきていましたが)空爆だけでなく、陸上での戦闘でも同じです。この前の国境なき医師団の病院への爆撃についても、その病院が国境なき医師団の病院だということは認識していたとの証言も出てきています。
言うならば、アメリカ軍の現場では「狂気が支配」しているのです。
そのようなアメリカ軍の下請けを日本の自衛隊が行うようになるのです。なんと、恐ろしいことでしょうか。自衛隊員の家族の心配は、それはそれは大変なことでしょう。日本を守るための自衛隊でなくなった以上、隊員で居続ける理由はなくなったと思います。自衛隊員は、自分の命と理性を大事にしてください。
ただ単に殺すことだけが目的になっている狂った現状を認識する必要があります。国際貢献でも、積極的平和でも、正義を守る戦いでもない、単なる殺人です。
きょうは、19日。ひと月前の今日。安保法案は国会を通過しました。立憲主義を無視し、日本国憲法を形骸化して、成立しました。言うならば、今日は、日本国憲法の月命日です。皆さん、ただ祈るのではなく、復活を目指して、自分の覚悟を推し量ってください。
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