バングラデシュで農業に従事していた日本人が殺された。個人的怨恨でも、強盗目的でもない、理由なき殺人。どのような経過であれ殺人は決して許されるものではない。
しかし、こうした事態は想定されたこと。
【ニューデリー時事】バングラデシュ北西部ランプル地区で3日、日本人男性が武装集団に銃撃されて死亡した。バングラデシュで外国人が襲撃されたのは、この1週間で2回目。地元メディアによると、警察は事件に関与したとみられる2人の身柄を拘束し、取り調べを進めている。
報道によると、午前10時(日本時間午後1時)すぎ、バイクに乗った数人組が男性に近づき、至近距離から数発発砲した。男性は胸などを撃たれて死亡した。
男性は60代のホシ・クニオさんで、ランプル地区で家と土地を借り、農業に従事していたとされる。在バングラデシュ日本大使館は「身元は確認中だが、現時点では旅行者ではなく、在留邦人の可能性がある」と語った。
バングラデシュでは9月28日、イタリア人男性が何者かに射殺される事件が起き、過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出した。今回の事件との関わりは分かっていない。(2015/10/03-21:20)時事ドットコム
この卑劣な行為が、はたして誰が行ったものか、まだ、特定されてはいない。
いずれにしても、「イスラム国」対「日本人」という構図が世界的に認知されつつあることは事実だ。
ダビクはイラクやシリアでの戦闘に参加できない支持者に対し、攻撃の対象として、インドネシア、マレーシア、ボスニア・ヘルツェゴビナにある日本公館のほか、アルバニアにいるサウジアラビア外交官なども例として挙げた。
イスラム専門家によると、日本公館が対象となった3カ国はいずれも、同組織支援のため若者らがシリアなどに渡航したとみられている。
ダビクはこれまでも、日本人人質殺害に関連して、日本はイラクやアフガニスタンの戦争以来「十字軍に参加している」と非難していた。(2015/09/10-22:02)時事ドットコム
なぜ、日本が「十字軍に参加している」とみなされるのか。それは、言うまでもなくイラク戦争などをはじめ、あらゆる場面で日本はアメリカを支持し、支援してきた。さらに、今回の安保法制の整備は、その流れを確定するものとなり、「イスラム国」を初めとする現地の戦闘集団にとって、「日本人は戦いの相手」になってしまったのです。
こうした事態については、安保法制が議論され始めたころから、中東などで活動しているNGOの皆さんや国境なき医師団の中村医師などが「私たちの身の安全が脅かされる」と指摘していました。しかし、安倍晋三は、そうした国民の危惧の声を無視し、安保法制を整備したんです。
つまり、安倍晋三の判断は、邦人を救うどころか、邦人を危険にさらす切っ掛けを作ってしまったのです。なんと、アホな連中なんでしょう。
今回の事件を受けて政府は、バングラデシュ政府に「邦人の安全を守るように」申し入れたそうです。これまた、また、間抜けな話です。自分で作ってしまった原因を他の国に「なんとかしろ」と泣きつくのですから、みっともない。
自民党と公明党は、邦人1名の死をどのように受け止めているのか。何も感じないのか。これから先も、こうした犠牲者が出ても知らんふりして、全て、他人のせいにするのか。一人の邦人の命も守れないじゃないか。安保法制を支持した国民も同じだ。具体的に邦人を守れない事態に責任を取ってもらいたいね。
こんな、アホな連中が、日本の主流なんだから、あ~~~、やだ、やだ。
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