江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

誰も責任を取らないのか、新国立競技場問題







なんでも、かんでも、イケイケドンドン。







結果がどうなろうと知ったことではない。







今の、安保法制をめぐる議論と同じ。









新国立「了承」 JSC場当たり対応 スポーツ界置き去り「公約違反」の声も


産経新聞 78()755分配信


 ずさんな計画のまま「見切り発車」-。2020年東京五輪パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場について、日本スポーツ振興センター(JSC)は7日、東京都内で開いた有識者会議で、総工費2520億円となった経緯など新整備計画案を説明、了承された。一部からは当初計画との違いを“公約違反”と指摘する声も。収支計画や財源確保の見通しも明確ではなく、課題は残されたままだ。

 最後に口を開いた日本サッカー協会小倉純二名誉会長の言葉に、場の空気が変わった。

 「このままでは新しいスタジアムを使ってもワールドカップ(W杯)は招致できない」

 仮設に変更された一部観客席について、当初計画通り可動式に戻すことの確約をJSCに求め、「そうでなければ、この案に反対せざるをえない」と語気を強めた。

 国際サッカー連盟のルールで、男子のW杯招致には常設で8万人収容のスタジアムが必要となる。小倉氏は「W杯のメーンとして使えると話して(関係者に)招致活動をしてきた」とし、改めて“公約実現”を迫った形だ。

 これに慌てたのがJSCだ。河野一郎理事長は「W杯招致に支障がないよう、少なくとも2020年が終わった後、常設化に向けて検討する」とした上で、20年大会前の検討もにおわせた。

 基本設計時に1625億円だった整備費が2520億円に膨れあがったことで、JSCの見通しの甘さに批判が集まっている。2020年東京五輪パラリンピック組織委の森喜朗会長は「(新国立は)五輪やラグビーW杯だけで創る価値観だと、高い低いの議論になる」とクギを刺し、日本スポーツ界全体の将来を見据えた国家プロジェクトであると強調する。

 だが、一部観客席の仮設化はまさにラグビーW杯に間に合わせるための工期短縮策。そして将来のサッカーW杯招致の可能性を奪うものだ。常設となれば総工費はさらに膨らむ。JSCの対応はあまりに場当たり的に映る。

 新国立をめぐっては、陸上のサブトラックが常設されない方針など、スポーツ界が置き去りとなっている状況に、当初から不満の声があった。

 「世界に誇れ、世界があこがれる次世代型スタジアム」(JSC)は、スポーツ施設として中途半端なまま費用だけがふくらんでいく。

 少なくない疑問の声を無視し、JSC側はこの日の会議後「(新計画案を)賛同いただいた」と話した。新国立はいったい誰のものなのか。(森本利優)


最終更新:78()929










世界の主なスタジアムが600億円とか800億円とかのレベルで作られているのに、2520億円!?





しかも、色んなスポーツにとっては、使い勝手が悪い設計。





なんやそれ!!




そもそも、元の国立競技場壊す必要なかったんじゃないの??




そこからスタートして、この途轍もない事業費。しかも、これからさらに膨らむ可能性が大きいというのだから。





自民党さんたち絶対的多数を握ったことで、なんでも自分たちの思い通りになる、しかも責任なんか誰も問えない、と高をくくっているんだろうね。





あの招致合戦での派手なパフォーマンスは、何だったんだろう。基本となる施設の確保の見込みもないのに、大見得を切って。





今の、安保法制の議論と同じですね。突き詰めて、集団的自衛権の発動要件を聞かれても明確に答えられない。はっきり言って、根拠がない。





要は、「ぼくちゃんが、欲しいから」だけ。





後の犠牲は、「君たちが良きに計らえ」だからね。





昔の殿様なら、切腹、お家取潰しだろうね。民主主義と言うサギ的政治形態は、誰も責任を取らない。多数決と言う形だけで、民の声を尊重したように見せかけて、実は、民の声なんか、どこにも反映しない。




シカリさんは、伊達や酔狂で「江戸っ子」を名乗っているわけじゃありませんよ。江戸時代の方が、よほど責任体制が明確で、人々を大事にする政治が行われていたんですから。あ、これを言い出すと長くなるので、ここで失礼します。時間のある人は、浅田次郎の「一路」でも読んでみてくださいな。小説とはいえ、時代考証とかよくできていますよ。





あ、そうだ。誰か、責任を取れってことよ!






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