人の心は無視して、自らの自由だけ確保しようとする風潮もここまで来たか、って感じや。
連続殺傷事件の手記「絶歌」が週間売り上げ１位に 販売自粛の書店も
出版流通大手のトーハンが１６日発表した週間ベストセラー（７～１３日）で、神戸市連続児童殺傷事件の加害男性による手記「絶歌」（太田出版）が総合１位となった。同書は１１日に発売され、版元によると初版１０万部。
同書の販売については書店の対応も分かれ、東京都と神奈川県で３８店舗を展開する啓文堂書店では被害者遺族の心情に配慮して、全店で同書を販売しておらず、客からの注文も受け付けていない。また通販サイト「丸善＆ジュンク堂ネットストア」では１６日正午現在、同書は「現在ご注文いただけません」と表示されている。担当者によると在庫切れの上、版元と連絡が取りにくい状況で入荷の予定がないためという。
同書の出版をめぐっては、平成９年に男性に殺害された土師淳君＝当時（１１）＝の遺族が同社に抗議し、回収するよう文書で求めている。
最終更新:6月16日(火)18時39分
そして何より、売れれば何でも売るという、出版社の下心。
遺族の気持ちに配慮せんと、同意も得ずに出版するなんて、この会社、どうなっているんやろ。
フランスなんかで、特定の宗教の指導者の風刺画を新聞に載せて「自由やんけ」とか言っている連中と同じでんな。
自由は自由でも、人を傷つける自由って、許されるんかいな。
もちろん、気づかんうちに傷つけるってこともあるけど、これは明らかに傷つけることがわかりきっているやろ。
しかも、著者は「元少年Ａ」とか匿名のまま。いつまで「少年」なんや！！
お前、３０超えとるやろ！
匿名で「元少年Ａ」とか名乗って卑怯やんけ！
「元少年Ａ」の手記に憤る芸能界 「遺族了解得ずに刷るのか」「言い訳がましい内容で不愉快」
ZAKZAK 2015.6.16 18:00
１９９７年の神戸連続児童殺傷事件の加害男性（３２）が「元少年Ａ」の名前で発表した手記「絶歌」（太田出版）をめぐり、芸能界でもその出版を批判する声が相次いだ。表現の世界で生きる芸能人にとっては、疑問ばかりの出版だったようだ。
俳優、坂上忍（４８）は１４日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」で、「“表現の自由”がよく分からなくなった」と語り、「なぜ遺族の了解も得ずに初版で１０万部刷るのか。さっぱり分からない」と出版社に疑問を投げかけた。さらに「僕は読まない」というダウンタウンの松本人志（５１）に共感。
タレントのテリー伊藤（６５）は同日のＴＢＳ系「サンデージャポン」で「言い訳がましい内容で不愉快。本を出した以上、彼にも人格があるということ。名前が出ても仕方がない」と批判。タレントのデーブ・スペクター（６１）も「自分の名前を出していないし、啓蒙的なものも何もない」と厳しい意見を述べた。
売れればいいという問題ではないだろう。
芸能界の皆さんの反応は、ホンマ、よーわかるわ。
その通りや。
特異な犯罪で、犯人の心理的背景とかその後の経過を知るうえで大事と言うお方もおるやろ。
そんな学術的な価値のあるものなら、出版社としては、内容を遺族に示して、なんとしても同意をいただく努力とかすべきやろ。
そんなん、な～～んもせんと、遺族の声を無視して出版して、この国、上から下まで、ホンマ、おかしゅうなってしもうとるで。
国民をだまし、まともな説明もせんと法律通そうとする安倍ちゃんと、全く同じや。
こんな風潮を野放しして、その先、この国がどーなるか、よー考えや。
権力を持たん、なんの力もない庶民が、傷つけられっぱなしになって、どーなる？
爆発するやろ？そーなったら、終わりやで。
そーならんよーに、あんじょう折り合って生きる知恵をもって生きてきたんが日本人やないか。
「美しい日本を取り戻そう」とか言っているアホをはじめ、悪い西洋文化（良いところもたくさんありますからね）に毒された連中こそ、美しい日本を壊しているんやないけ！
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