新しい法律を作るのに、現実的な想定事項を説明しないのはサギだよね。
中谷防衛相 “自衛隊員リスク”「増大しない」
新しい安全保障の法整備で懸念されている自衛隊員のリスクについて、中谷防衛大臣は「増大することはない」と断言しました。
「今回の法整備により隊員のリスクが増大するということはないと考えます」(中谷元防衛相)
中谷大臣はこのように、新しい安全保障法制で自衛隊員のリスクが高まることはないと断言しました。その理由としては、武器の使用拡大など隊員のリスクを軽減する措置を盛り込んだなどと説明しています。
今回の法整備は海外での自衛隊の活動を大幅に広げる内容で、隊員のリスクが高まる懸念が出ていますが、安倍総理大臣は、これまで明言を避けてきました。
中谷大臣の発言は、国会審議での焦点になりそうです。(22日11:16)
最終更新:5月22日(金)19時37分
内容の是非を言う前に、「・・・と考えます」と言う回答、いかがなものかな?
断言と言えるか、責任ある回答と言えるか・・・・。
自衛隊員の命を預かるトップの発言としては失格でしょう。それに、マスコミさんも、これ断言って言える?ワシには、いかにも自信がありません、って聞こえるけど。
まあ、それはさておき、中谷さんがリスクが高まらないと発言した根拠は、次の4点だそうです。
①以前からリスクの高い任務を遂行している。
②訓練、計画策定など十分に事前準備をする。
③危険が生ずれば活動中止や地域変更など法案に安全対策を規定している。
④任務拡大に合わせ武器使用権限を付与している。
これ、読んで笑えませんか?
まず、①・・・だったら、改めてにぎにぎしい法律作る必要ないじゃん。
②・・・戦争が計画通りに進行した事例があるなら教えていただきたい。アメリカなんか、自らの価値観を押し付けようと、あちこちの介入しているけど、成功したためしがない。
③・・・これって、「逃げる」ってことでしょう?危なくなったら、誰でも逃げるでしょう。でも、攻撃する側は相手の逃げ道遮断も考えたうえで戦略を立てるんだよね。
④・・・武器を使用させるから安全?ここまでくると、バカとしか言いようがないね。
日本の歴史の中で、もっとも安定していた時期は江戸時代。いろいろ問題があったとしても、政治をつかさどる人々と戦う人が同じであったため、中途半端な思考はしなかったんですよね。
明治以降は、政治家と軍人が分離されたために、いい加減な戦略・判断がまかり通っている。
政治家には、年齢・性別・中央地方の別にかかわらず、戦場に赴く義務を課すべきですね。もう一つ、政治家の不祥事には、切腹と家門断絶も復活すべきですね。
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