江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

小5児童自殺の遠因は?

14日夕方、大阪府大東市に住む小学五年生の男子が電車に飛び込み、自ら命を絶つという事件がありました。











遺書には、「一つの小さな命とひきかえに、(小学校の)とうはいごうを中止してください。」と書いていたそうです。












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校長は、「・・・こんなに深く悩んでいたことをつかめず、申し訳ない。」と謝罪したそうです。













なんとも痛ましいことです。教育委員会は、色んな事情で「適正規模」校での教育を考えて統廃合を進めているのでしょうが、思いのほか、子供たちも悩んでいたのですね。













こうした事件のたびに、校長のコメントが出されますが、全てを把握するのは無理な話し。













今回の事件は、小学校の統合に苦しむ子供の心情が背景にありますが、もっと、大事な『遠因』を見忘れてはいけない。






















間違ったメッセージを送ってしまった大阪の大人たち・・・・












ついこの前、橋下大阪市長は「命が失われたというのに、部活をするなんて、体育科を存続するなんて」とマスコミを通して、繰り返しメッセージを出し続けました。













その結果、体育科という名称はなくなり、普通科での試験を行うこととなりました。













体罰の問題と体育科の存続の問題は、まったく別次元の話のはず。












ところが、この無理な横車が通ってしまった。つまり、命を投げ出せば、なんでも通るという現実を子供たちに見せてしまったのです。













一見、亡くなった生徒に思いをはせているようで、実は、命と引き換えに交渉が出来るという、命を軽んじる思潮をまき散らしたのです。












多感な小学5・6年生、中学生が受けた影響は計り知れないでしょう。













ケアが必要な事態だと思うのですが・・・。













ケアで、もっとも大事なのは、間違ったメッセージを発した本人が謝罪することだが、そんなことはしないだろう。(大阪市のことじゃないよ、ってか?)












大阪府は、橋下府政のツケで財政が厳しくなってしまったとか・・・













弁護士として行き詰まり府知事に立候補し、府政が行き詰るのがわかっていたので、市長に転身し・・・(こじつけか?^^;)、実に、変わり身の早い人だ。












言いっぱなし、やりっぱなしを許したツケは、大阪の大人たちが払うしかありませんね。













子供たちには、「ならぬことはなりませぬ」としっかり教えるしかないですね。












そのうえで、どのような解決策があるのか、統合は是非ともしなければならないのか、必要ならば、どのように理解を求めるのか、丁寧に進めていただきたい。












まかり間違っても、強権で推し進めることがないように願いたい。
















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