江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

今年の漢字一文字は・・・・

12月12日、平成7年から続いているその年の世相を表現する漢字が発表されましたね。






予想通り、「絆」。






大災害に遭ったことから、みんなの繋がりを求める気持ちが高まったのでしょうね。





ちなみに、12日に発表する理由は、12月12日が「漢字の日」だからだって。





で、この行事の主催は、あの達筆な清水寺のお坊さんじゃありませんよ~。^^;





財団法人日本漢字能力検定協会って言う団体だそうです。





ところで、この結果は予想してはいましたが、別の漢字にも未練があります。











それは何かというと・・・・















「幻」












シカリさんの人生のようなものです。





「ゆめまぼろし」の「幻」です。





理由は、人間の「ゆめまぼろし」がバレチャッタ年だからです。





どんな「ゆめまぼろし」かと言うと、三つほどあります。













第1:自然を畏れない挑戦





怖い物から逃げるのではなく、それを征服・克服できると勘違いしてきた歴史。





防災の備えは必要です。でも、完全に制圧しようという考えの愚かさを知るべきでしょう。





岩手県宮古市田老地区(旧田老町)の堤防は特に高く、その高さは10メートル、長さは24,000mに及び、「田老万里の長城」として観光名所にもなっていました。



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第2:絶対安全という原子力発電





原子力の平和利用は、人類の勝利とまで言われていました。






「絶対、安全」






自然は、そのおごりをあっけなく突き崩して見せました。




無様な姿でもだえる東京電力福島第1原子力発電所


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第3:夢を追求する欧州共同体





全世界を覆うグローバルの波。





ギリシャ財政破綻を切っ掛けにしたEUの混乱は、「経済の無政府性」と「人類の想像力・統制力」の限界をまざまざと見せてくれています。





社会主義のロマンティシズムを引きずるヨーロッパと、世界中の富を飲み込まなくては気がすまないアメリカの大資本。






政治・経済における「規模」の限界を知るべきでしょう。



イメージ 3















21世紀の人々は、この幻に気づかずに、絶望的な社会の到来をあんのんと待つのでしょうか。













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