命たちの風景
あまりにも軽く扱われる命。
人の命だけでなく、動物達の命も軽く扱われる。
人の命だけでなく、動物達の命も軽く扱われる。
なにより、自分の命をもっと大事にしていただきたい。
たった一度の人生。
のんべんだらりでも、絶望を背負っても、存在感のない自分を諦めても、ただただ、生きて欲しい。
たった一度の人生。
のんべんだらりでも、絶望を背負っても、存在感のない自分を諦めても、ただただ、生きて欲しい。
人の想像力なんて、たかが知れている。
生きていれば、どんな展開になるかわからない。
生きていれば、どんな展開になるかわからない。
もっと、じっくり見つめましょう。
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命たちの風景 朝、十五・六才ぐらいの命が 自転車を駆(か)って走って行く 年老いた命は 四・五才ぐらいの命の手を引き 幼稚園へ向けてか歩いて行く ビルの角 ランドセルを背負った命二つ ステップを踏みながら登校し ゆっくり走る車の助手席 学校へ送ってもらうか 寝ぼけ眼(まなこ)の中学生らしい命座ってる 若い命の押すベビーカー 生まれたばかりの命 母親の顔をじっと見つめ 朝日に照らされ 水晶玉のように輝いて 幾つかの命を支えているであろう 四十才ぐらいの命 スーツ姿で出勤して行く この命の心のスクリーンには 家族という命の固まりの風景 心地よい残像としてあり それらの命は 私という命の目の前を さらりと通り過ぎ それぞれが次の風景の主役として 踏みなれたステージへと向って行く さて、私という命は、と言うと アパートの窓辺に陣取り 毎日繰り広げられる 命たちの葉擦(ず)れのような賑わいを じっ、と見つめ よかった、よかった、と 呟(つぶや)いている