お年寄りを食い物にするコムスンの不正営業。
女性をメンバーにする温泉スパのガス検地装置未設置。
牛肉と偽って、豚肉をまぜて加工食品を作り続けた北海道の会社。
強行採決に強行採決を重ね、まだ足りずに会期を延長する与党。
ま~~、見事に我利我利亡者の国になったものだ。
とても、美しくは無い。
これらの行為の全てに「対象」が忘れ去られている。
消費者・国民。
あるのは、自らの欲を達成しようとする醜い姿。
人間って、日本人って、昔からこんなものだったのだろうか。
最近、読んでいる本によると、少なくとも江戸の世の人々には
他人を思いやる心があったように記述している。
私は、以前「自然」という言語が日本にどのように定着したのか
研究したことがある。(eブックランド刊「二十一世紀の赤坊達よ」)
この時のキーワードも明治であった。良いキーワードではない。
なにかが、途切れた時代なのである。
まだ、手繰り寄せようと思えば、手繰り寄せられる時代である。
卑しいままの国にしたくは無い。
卑しい金持ちと権力者だけが得をする、そんな社会を後世に残したくは無い。