シカリさんのみならず多くの方々が「NHKは変だ」言っていますが、そのNHK、益々おかしくなっている。
食品添加物表示制度検討会に関するNHKの「不自然報道」
佐藤達夫 | 食生活ジャーナリスト 、4/29(月) 6:00
■わかりやすい表示をいかに実行するか
現在、日本では袋や容器に入って売られている食品には、賞味期限やアレルゲンや保存方法など、さまざまな「表示」がされてある。食品添加物に関しても「原材料名」の項目で、原料のあとに含有量の多い順番に食品添加物が表示されてある。この食品添加物の表示をどうすべきかという検討会が、2019年4月18日、消費者庁でスタートした。
冒頭、岡村和美消費者庁長官が、宮腰光寛大臣のあいさつを代読した。この中で、「検討にあたってはわかりやすい表示、事業者の実行可能性、国際整合性の観点から本年度中に取りまとめを行う。事業者・消費者双方にわかりやすい制度としてほしい」という、主旨説明があった。
検討会の座長として実践女子大学名誉教授・西島基弘氏が指名され、座長代理は京都府立医科大学教授・中垣俊郎氏に決まった。事務局である消費者庁食品表示企画課の赤崎暢彦課長が資料に沿って、食品添加物表示制度の概略、食品衛生法における食品添加物の定義、食品表示法における定義、そして、日本における食品添加物の安全性確保の体制、さらには、厚労省のマーケットバスケット方式による調査結果等々について詳細な説明を行なった。
そのあと、「初回の検討会」ということで、各委員(学識者系3名・事業者系3名・消費者系4名・地方自治体系1名)が、自己紹介を兼ねて5分程度の意見を述べた【※】。
■消費者・事業者がともに「落ち着いた意見」を述べる
このような検討会では、今までも、消費者系の委員が「消費者の知る権利に応えるために、とにかくできるだけ詳細に表示してほしい」と主張し、事業者系委員は逆に「スペースに限りがあるし、詳細な表示は価格に反映せざるを得なくなることもあるので、必要最小限にしてほしい」と要望して、議論がなかなかかみ合わないケースが多い。そんな中で、学識者系の意見を尊重しながら、座長が「落としどころ」を見つける、という展開になる。
しかし今回は、今までの展開とは趣が違い、消費者系委員・事業者系委員ともに、一方的な主張を展開するのではなく、「お互いの立場を尊重しつつ自分たちの意見を述べる」という落ち着いた意見表明をした(これは筆者の印象)。委員の発言の中に複数登場した「共通点」があり、それは下記の通り。
・情報公開はていねいにすべき。
・わかりやすい表現を工夫する。
・「ていねいでわかりやすい説明」と「限られたスペース」とのバランスが課題。
・添加物表示は「安全性のため」ではなく「選択に資するため」。
・限られたスペースへの表示なので優先順位を検討すべき。
・表示制度はリスクコミュニケーションや学校での教育とセットである。
・外国の制度との整合性が必要。
・「無添加」や「不使用」の表示には何らかの制限が必要ではないか。
(上記は筆者のまとめ)
第2回目からは事業者や消費者からのヒアリング(聞き取り)に入ることを予告し、第1回目の検討会は“穏やかに”閉会した。しかし、その日の夕方のNHKニュースを見て、飛び上がるほど驚いた。ニュースの主旨が「『香料』や『乳化剤』などの一括表示を見直すべきかどうかについて議論が始まった」となっていた。
一括表示については、たしかに、消費者と事業者の間で見解の相違が見られ、議論になることの多いテーマではあるので、今後この検討会でも議論されるではあろう。しかし少なくとも、今回の第1回検討会では(発言の中で触れた委員もあったが)主題にはならなかった。
冒頭に紹介した大臣の主旨説明でも具体的に触れられることはなかったし、座長の冒頭発言あるいはまとめの発言でも、触れられることはなかった。NHKのニュースを見ると、最後に西島座長がコメントしている場面が登場するが、そこでも「必要なことをわかりやすく最低限表示する」としか発言していない。しかし、ニュースを見た印象では、西島座長が(あるいは会議全体の方向性として)「一括表示に向けて検討する」と結論づけたかのような報道となっている。
これは、NHKの“勇み足”なのか、あるいは“
消費者庁の意向(リーク?)なのか”と疑われてもおかしくないほどの「不自然な報道」だといえよう。次回は5月に開催されるようだが、検討会各委員はこの「ミ
スリード」に惑わされることなく、冷静に検討してほしいものである。
【※】詳細については、いずれ
消費者庁のホームページに掲載されるので、そちらをご覧いただきたい。
国民から受信料を徴収しながら、その経営は極めて怪しい。
しかも、例えば、東京都の民間人・事業所の半数はNHKの受信料を支払っていないというではないか。
つまり、地方の人々の受信料でNHKは成り立っているといっても過言ではない。
にもかかわらず、放送内容は東京中心。
なんとも馬鹿げた事態ではありませんか。
このような国民の意識を示すような選挙結果が示されましたね。
「NHKから国民を守る党」が東京23区中19区議会で議員を当選させていた
境治 | コピーライター/メディアコンサルタント 、4/23(火) 8:59
「NHKから国民を守る党」の存在を知っているだろうか。自身もNHKに在職していた立花孝志氏が党首として率いる政党で、訴えるのはNHKの受信料拒否。NHKを公然と批判するその語り口は驚きつつも潔さも感じる。これまでも都知事選挙に出馬して政見放送で喋る姿がテレビで流れている。政見放送なのでNHKの電波を使って「NHKをぶっ壊す!」と叫んだ時はものすごい衝撃を受けた。タブーに挑戦する姿には拍手を送りたくもなる。
ただ一方で、あまり効力がある運動をやっているようには見えなかった。正直言って、変わった人たちが変わった主張を繰り広げているだけで、世間的には相手にされない活動なのではないかと見ていた。高を括っていたと言っていい。それは多くの人が同じ反応だったように思う。
ところが今回の統一地方選挙で名前を見かけた。政治家としての活動は立花氏一人と思い込んでいたのだが、私が住む大田区の区議会議員選挙に「うえだともかず」という候補が「NHKから国民を守る党」として立候補していたので驚いた。区議会議員選挙に候補を送りこむような政党とは思っていなかったのだ。
月曜日になって選挙の結果を見たら、自分が投票した候補の当落とともに「うえだともかず」の結果も気になった。落選を予想していたのだが、なんと当選していた。
そのことを友人たちに面白半分で伝えると、他にも「うちの区でも当選していた」と教えてくれた。そんなにあちこちに候補者を送り込んでいたのか?
そこでまずは東京23区の区議会選挙を一つ一つ調べてみたら、驚くべき結果が見えてきた。
まとめたのがこの表だ。「NHKから国民を守る党」は23区のうち19区にひとつずつ議席を得ていたのだ。まず党首の立花氏はすでに昨年11月の葛飾区議会選挙で当選していた。続いて台東区では3月に掛川氏が当選している。足立区だけは5月の投票なので、残りの20区に同党は候補を送り込んでいた。そして千代田区と港区、江戸川区で落選した以外、すべて当選している。20人中17人という、驚くべき当選率だ。すでに得ていた2つの区と合わせて23区のうち19区で議席を確保したことになる。ポッと出の新党の成績としては類い稀ではないだろうか。
なお23区以外にも多くの候補者を主に関東関西の市議会選挙に送り込んでいるが、現時点で全体を私として把握できないので23区に絞ってここでお伝えした。
これがどういうことなのか、これから調べてみたい。この記事では推測と私なりの解釈しかできないが、変わった政党だからと言って決してふざけ半分の投票の結果ではないと思う。ふざけ半分の人はそもそも投票しに来ないはずだからだ。受信料のことを中心にNHKに対する反感を持つ人が少なからず存在するということではないだろうか。
そして実際、これからNHKは「今後の受信料をどう徴収するか」の問題に直面する。放送と同じ内容をネットで視聴可能にする常時同時配信が実現に向かっている。だからと言って「ネットで受信料を取る」ことは現状の法律では無理だ。だからと言ってそれを可能にする法改正なんて簡単にはできない。下手をすると国民全体を敵に回しかねない。そんな中での「NHKから国民を守る党」の躍進は、さほど興味がなかった層にもこれからの受信料の問題を喚起しそうだ。
もう一つは、NHKと政権との距離にはこのところ気になる部分が多いこともある。最近もNHKの役員人事について疑問を投げかける報道があった。受信料と直接は関係ないが、政権との距離を見誤ると受信料拒否の大きな運動に火をつけかねない。「守る党」はこの意味でも影響を及ぼす団体になる可能性もある。
党首・立花氏のツイートによると今回は23区以外でも議席を確保し、所属する政治家は39名になったそうだ。
各地方議会に一人ずつでは大した勢力になりそうにないが、「参議院選挙の土台」と言うからには、次の動きも準備しているのだろう。この党の今後の動きはチェックしていきたい。
※シカリさんの力不足で一部資料をアップできませんでした。すみません。
安倍晋三によりコントロールされ、完全・絶妙な情報操作を行っているNHK。
なぜ、既成政党はこのような事態を放置するんだろうか?
いや、黙認するんだろうか?
今朝のニュースでも、「卓球女子ダブル決勝」というタイトルが出ていたので、シカリさんは『あ~、決勝に進めたんだ。』と安心してみていました。
すると、内容は決勝で中国に負けていました。
つまり、NHKは「準優勝」とすべきところを「決勝」と表示していたんです。なんのことはない「準」という表現を使わないような指示なんでしょうね。
最近、こうした「せこい」ことがかなり目立つ。
なぜ、「準優勝」では報道できないのでしょうか?
選手の努力は、全て「優勝」でないと祝福できない国でしょうか?
(あれ?このフレーズ、どこかで聞いたような・・・^^;)
スポーツマンが努力を積みかさねて、その結果が、2位であったり3位であったり、それどころか、決勝に進むことが出来なかったり。
その事実を報道できないのは、なぜでしょうか?
と言うことで、シカリさんも、このフェイク放送局の受信料を払わないようにしたいと思います。(近々、口座引き落としの解約手続きに入ります。)