江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

自閉症の人、方言話さない傾向








人の障がいには、色んな種類がありますが、一つでも、一日でも早く、障がいに伴う困難を乗り越えられる手段が開発されるといいな、と思います。









自閉症の人、方言話さない傾向 弘前大教授らが調査

朝日新聞デジタル 731()322分配信

 自閉症スペクトラム(ASD)の人は方言を話さない――。教育・医療現場のこんな「印象」が国内各地で共通することが、弘前教育学部の松本敏治教授(特別支援教育)らの調査でわかった。方言には相手との距離感を表現する側面があり、社会性の発達障害であるASDには習得が難しいのではないかと松本教授らは考察。研究結果は療育支援などに役立つ可能性があるとしている。

 松本教授らは地元の教育・医療関係者に「自閉症の人は津軽弁でなく、共通語を使う」と聞き、2011年に青森、秋田両県の特別支援学校の教員に、地域の一般的な子ども▽知的障害児・者▽ASDの話し方の印象をアンケート。ASDはほかの2者より「方言使用が少ない」との回答が多く寄せられた。

 そこで京都、高知、鹿児島など全国6地域に調査範囲を広げたところ、同様の傾向がみられた。

最終更新:731()322




自閉症スペクトラムには、次の三つ障がいが見られるそうです。

  ・対人関係の形成が難しい「社会性の障害」
  ・ことばの発達に遅れがある「言語コミュニケーションの障害」
  ・想像力や柔軟性が乏しく、変化を嫌う「想像力の障害」
   これを「三つ組の障害」と呼ぶ。(ウィキペディアより)


ところで、上の見解(方言には相手との距離感を表現する側面があり、社会性の発達障害であるASDには習得が難しい)ですが、シカリさんは、少し別の考え方を持っています。






違うというのは、「方言の特殊性から習得が難しい」のではなく、方言は口伝で伝えられるもので、対人関係の薄い人にとって学ぶ機会がないと言った方が正しいのではないかと考えています。





つまり、ASDの子どもたちにとって、言葉を習得する方法としては、読書とテレビだと思うんです。そうなると彼らの習得する言葉は、書き言葉であったり、東京言葉であったりするしかないんじゃないかと思います。
いずれにしても、ASDの子どもたちの社会性の獲得につながる研究になることを祈っています。





ところで、皆さんは障がい者の働く場についてご存知ですか?その一つに、就労継続支援事業所と言うのがあるんですけれど、ここに対する国からの事業報酬が本年度から引き下げられています。





一般的には、介護報酬の引き下げとして注目を浴びていますが、その一環で引き下げられているのです。社会福祉法人は多額の内部留保」を持っているから引き下げる、ということでした。しかし、それはなんの根拠もない一部政党関係者から出た話で厚生労働省としては、確認のしようもないことだということが明らかになっています。




つまり、社会保障費を引き下げるための「作り話」だったのです。もちろん、一部にはそうした法人もあるでしょう。しかし、ほとんどの高齢者施設、障がい者施設はギリギリの状況で運営しており、職員の給料も低い状況で据え置かれています。
安倍内閣は、社会保障費を引き下げる代わりに、職員給与12000円を引き上げる財源を確保した、と宣伝していました。でも、これも大きな法人は該当しても多くの小さな事業体は対象にならないのです。





消費税を5%から8%に引き上げるときの理由は社会保障の充実だったはずですが、その社会保障の現場では、どんどん予算が削られているんです。一体、3%分は、どこに消えているんですか?
これから先、安保法案が参議院も通過し、いよいよ運用段階になると、さらに自衛隊の装備の充実のために偏った予算編成が行われるようになるでしょう。そうなると、また、削られるのは障がい者関係予算であったり、高齢者関係予算なんですよね。




シカリさんは、この危機感から安保法案に反対するため5月から毎日記事をアップするようにしました。毎日記事をアップするとなると、文章も荒く、思い込み的な記事が多くなっていますが、気持ちを理解してください。(読み返して、自分で嫌になることもあります。^^;)


障がい者も高齢者も、そうでない健康な皆さんも、みんな等しく穏やかに暮らせる日本を守ってほしいのです。守りたいのです。





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