江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

物欲・権力欲だけを追求する日本社会は、どこへ行く








安倍晋三は自らの政治目的(憲法改正)に向けて、ダブル選挙を模索し始めたようだけど、それから、舛添は第三者と呼ばれる金のためなら何でもする弁護士を明日までに選任すると言っているけど、そんなことと関係なく、庶民の生活の結末は、実に、惨めなものだ。






<身元不明遺体>事件事故で増え 独居高齢者増加が背景に


毎日新聞 524()1237分配信


 2011年11月、東京都新宿区大久保の木造2階建てアパートがほぼ全焼し住人とみられる5人が死亡する火災があった。このうち1人の男性の遺骨が身元不明のまま山梨県の寺に納められている。孤独に暮らす高齢者の増加を背景に、警察が捜しても家族が見つからず、身元が確認できない遺体が増えている。【神保圭作】

 「故不詳男性 新宿区11-02018」。その男性の死体火葬許可証には、新宿区が付けた識別番号が記載されているが、名前はない。この書類とともに男性の遺骨を預かっているのは山梨県上野原市にある真福寺。住職の田中禅介さん(65)は「供養に来る人は一人もいない」と言う。

 火災は11年11月6日朝、2階建て木造アパートで起き、住人とみられる男性5人が煙を吸うなどして死亡した。当時、アパートには23人が入居。高齢者が多く、生活保護受給者や体の不自由な人もいた。

 死亡した5人のうち4人は身元が確認されたが、残る1人の確認は難航した。アパートに入居した時に家主と交わした契約書から「福岡県出身の藤井晃さん(当時74歳)」の可能性が高いことがわかったが、該当する戸籍が見つからなかった。警視庁は「藤井晃」の名前を公表して情報を求めたが、決め手となる情報はなく、家族も現れなかった。遺体は火災の翌月、新宿区が委託する葬儀会社で火葬され、遺骨は真福寺に引き取られた。

 この男性は生前、生活保護を受けながらアパートで1人暮らしをしていた。顔見知りの女性(68)は「ときどきお酒を飲む姿を見た。1人暮らしの寂しさを紛らわせていたのでは」と振り返る。体が不自由だったため、2階の自室から逃げ遅れた可能性があるという。

 真福寺には、この男性のほか20人を超える身元不明の遺骨が無縁仏として預けられている。田中さんは「人と関わりがないまま死んでいく人が、いかに多いかを感じる」と話す。警視庁は、家族が見つかった時の身元確認に備えて男性のDNA型データを保管。ホームページでの似顔絵の公開も続けている。

最終更新:524()1339







そのうちに、公園のすみっことか河原に遺体を捨てる時代が来るんじゃないだろうか。




一体、日本人はなんのために学び働き苦労しているんでしょうか。「そんなのは一部だよ」と思っているあなた。あなたが、捨てられる立場にならないと言い切れますか?




隣近所の人が、あなたのことをどれだけ心配してくれますか?ワシの近辺の人で、ワシのことを心配してくれる人はゼロでしょうね。『あ~、死んでいたんですか』ぐらいのものでしょう。





子どもがいるから大丈夫?本当?





子どもだって自分の生活があるから、親の近くに常にいるとは限りませんからね。むしろ、遠く離れているケースが多いでしょうね。




高齢者自身も、いつどんな時に、住所変更を迫られるかもしれない。それまで培ってきた人間関係も、それまで。なんだか、色んなことが、目まぐるしく不安定な状況に置かれているような、そんな日本を目指してきたんでしょうか。



もちろん、何から何までがんじがらめの隣近所相互監視のような地域も嫌だけど、ゆるやかに見守り合う地域が、なんか良いな~、と思うのですが。そんな集団、地域、国を造ったらいかがでしょうか。少々貧しくてもいいじゃないですか。常に、カリカリして目を吊り上げて生きなくても良い社会を造ったらいかがでしょうか。






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