江戸っ子でぃ

長崎県五島市に住む老人が、政治に関する愚痴などを書いています。

日本維新の会の松井さん、けじめのつけ方間違っていませんか?丸山君のことですが・・・。


丸山議員の「戦争」発言について日本維新の会の対応が怪しい。


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当初、松井さんは「言論の自由がある」とか言っていたけど、世論が厳しいと見るや「辞職すべき」などと言い出した。


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これに対して・・・。


丸山議員「言論の自由危ぶまれる」 ツイッターで「辞職勧告決議案」に反論

毎日新聞5/15() 21:23配信


 北方領土返還に関して「戦争をしないとどうしようもなくないか」などと発言した丸山穂高衆院議員(35)は15日夕にツイッターで、自身に対する辞職勧告決議案が検討されていることについて、「憲政史上例を見ない、言論府が自らの首を絞める辞職勧告決議案かと。提出され審議されるなら、こちらも相応の反論や弁明を行います」と反発した。さらに「過去、可決は鈴木宗男氏など逮捕や起訴案件で3件あるが、発言等に関する提出など1例もなく、まさに言論府が自らの首を絞める行為に等しい。野党側の感情論で議案が出され、普段は冷静な与党まで含めて審議へ進むなら、まさにこのままではこの国の言論の自由が危ぶまれる話でもある」と主張した。

 また、北方領土問題を含め日露外交の問題から、与野党の議場で不問になっている過去の他議員不祥事、提出に賛成するというなら維新も含めた各会派の問題点も同時にこの機に世に問いかける形に」などと国会への「報復」も示唆した。

 その上で、「今回の件で不適切性や配慮を欠いていたことについて認め、撤回と謝罪するのは当然。これ以上荒立てるつもりはないのだが。議会案件で言われたまま黙り込むことはしない。その機に国内、国外へ向けて様々発信で申し述べるし、可決されようがされまいが任期を全うする」として、議員辞職を否定した。

 ツイッター上では、丸山氏の主張に対し、「往生際が悪いですよ。他の議員の不祥事は今は関係ありません。なんですか? スピード違反でつかまって他のヤツも捕まえろと言うことなんですか?」などと批判が相次ぐ一方で、「議員辞職する必要はありません」などと擁護する声もあった。【大場伸也/統合デジタル取材センター】


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威勢のいい反論である。

もっともらしいことを言ったうえで、最後には、「裏話をばらすぞ」と脅迫。(実に、見苦しい。親の顔を見てみたいよ。)


しかし、ことの重大さを理解出来ていないらしい。この議員さん、東大を出ているんですけどね。アホでも卒業できるんだ~。


この丸山以外にも、失言・暴言を数限りなく輩出している自民党内からも「議員の議論が委縮してはいけない」などと慎重な声が聞こえているらしい。


なんだか、もっともな意見のように聞こえますね。


でも、違いますよ。


99条 【憲法尊重擁護の義務】

 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。



日本国憲法の第99条に規定されている方々には、言論の自由はないんですよ。とても強い制約があることを忘れてもらっては困りますね。


あくまでも、「憲法を尊重し擁護する」という条件の上でしか発言できないんですよ。


戦後の権力者を見る限り、この条項(あるいは憲法そのもの)を守ろうとしてきたのは天皇家しかないような気がしますね。


再度言いますが、政治家には無制限な言論の自由はありません。

なんでもありの放言・暴言を自由にやりたいのであれば、この規程が適用されない一般国民になるんですね。


野党が丸山氏の辞職勧告決議案を提出

共同通信5/17() 15:20配信


 立憲民主など野党は17日、北方領土を戦争で取り返すことの是非に言及し、日本維新の会を除名された丸山穂高衆院議員に対する辞職勧告決議案を衆院に提出した。


 

辞職勧告決議案が提出されるのは至極当然ですね。


しかし、シカリさんがこだわるのは日本維新の会の対応。


どのような手続きで「除名」にしたのか知らないが、風を読んで方向転換し、「言論の自由」と言っていたのが「辞職すべきでしょうね」と変わり、挙句の果てには、うろたえて辞職勧告決議案提出を野党に呼び掛けていた。(ところで、なんで仲良しの自民党には要請しないのか?したのか?)


いかにも、火の粉が降りかかるのを防ぎたいというのが見え見え。


維新の会がとるべき対応は、除名も良いが、その前に説得して辞職させるべきでしょうが。

本人に言うだけで受け入れない場合には、選挙区の選対本部長(あるいは後援会長)と一緒に説得にあたるべきでしょうが。


君たちが、このモンスターを世に送り出したのですから。

君たちも責任を取るべき人々なんだよ。自覚しなさい。