地球儀を俯瞰する外交を展開している我が安倍晋三総理大臣。
諸外国の首脳たちに対してリーダーシップを発揮していると言っていた安倍晋三総理大臣。
北朝鮮外交については、これまでは次のように言っていましたね。
国連の演説では。(2017年9月)
昨年3月の防衛大学校卒業式でも。
随分威勢のいいことを言っていましたけど、突然・・・。
時事ドットコムニュース、2019年05月07日00時19分
安倍晋三首相は6日夜、トランプ米大統領と電話で約40分間会談し、北朝鮮の日本人拉致問題に関し「あらゆるチャンスを逃さない。私自身が金正恩朝鮮労働党委員長と条件を付けずに向き合わなければならない」と述べ、前提条件なしに日朝首脳会談を模索していく考えを伝えた。
首相はこれまで日朝首脳会談について「行う以上は拉致問題の解決に資する会談にしなければならない」と強調していた。6カ国協議の参加国のうち、日本だけが北朝鮮と首脳会談を行っていない現状を踏まえて方針転換した形だが、実現の見通しは立っていない。
首相とトランプ氏は会談で、北朝鮮による4日の飛翔(ひしょう)体発射を受け、今後の対応を擦り合わせた。両首脳は飛翔体が弾道ミサイルかどうかなどについて、日米の専門家で協力して分析を進めていくことで一致。昨年6月の米朝合意に基づき、朝鮮半島の非核化の速やかな実現を目指していくことを確認した。
だったら最初から「話し合おう」だけで交渉していればよかったのに。
拉致したことを認め、反省が見られない限り会わないとか、随分高飛車な態度で臨み、何十年無駄にしたんですか?
その結果、北朝鮮には軽くあしらわれ、諸外国には置いてきぼり。
外交の基本は関係国の信頼関係を構築することだと思うけど、残念ながら安倍晋三君は、地球儀を俯瞰しすぎて、蚊帳の外。
今さら、「条件なし」と言うことは、ほぼ全面降伏と言うことですけど、分かっているのかな~。
こっちが条件をつけなくても、北朝鮮が条件を付けてくることは当然あるわけで、その際も「条件なし」で話し合いに乗るということでしょう。
困ったものですね~。
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この写真の左端の人物が、その怪しい集団の中心的な人物で~す。
それにしても総理大臣たるものが、これほど大きな方針転換(圧力から無条件の対話へ)の理由を国民に説明しないとは、この国はどうなっているんだろう。